春の訪れ
2010-02-24 | 文芸
【短大グランドから飯盛山を望む】
いよいよ春を意識する天気に恵まれた。やはり春はい~な!と思えた。
ときどき吹く風はまだまだ頬に冷たいが、輝く雪がやわらかい春の陽に溶けている。
庭の日だまりに黒い土が見えてきた。
【雪解け進む近くの田】
雪解けを見ながら、藤村の詩の一節を浮かべた。
小諸なる古城のほとり
雲白く遊子悲しむ
緑なすはこべは萌えず
若草も籍くによしなし
しろがねの衾の岡辺
日に溶けて淡雪流る
そしてまた、信州の安曇野生まれの「早春賦」が自然と口をついて出てきた。
清らかな信濃路の早春が目に浮かんできた。
春は名のみの 風の寒さや
谷のうぐいす 歌は思えど
時にあらずと 声もたてず
時にあらずと 声もたてず
午後には、気温も12℃まで上がったそうだ.
庭木の雪囲いのひもを急いで外して回った。
窮屈な冬を過ごした木々も、眠りから覚める暖かさだ。 (2010.2.23)
【赤井より磐梯春望 2010.2.21撮】
いよいよ春を意識する天気に恵まれた。やはり春はい~な!と思えた。
ときどき吹く風はまだまだ頬に冷たいが、輝く雪がやわらかい春の陽に溶けている。
庭の日だまりに黒い土が見えてきた。
【雪解け進む近くの田】
雪解けを見ながら、藤村の詩の一節を浮かべた。
小諸なる古城のほとり
雲白く遊子悲しむ
緑なすはこべは萌えず
若草も籍くによしなし
しろがねの衾の岡辺
日に溶けて淡雪流る
そしてまた、信州の安曇野生まれの「早春賦」が自然と口をついて出てきた。
清らかな信濃路の早春が目に浮かんできた。
春は名のみの 風の寒さや
谷のうぐいす 歌は思えど
時にあらずと 声もたてず
時にあらずと 声もたてず
午後には、気温も12℃まで上がったそうだ.
庭木の雪囲いのひもを急いで外して回った。
窮屈な冬を過ごした木々も、眠りから覚める暖かさだ。 (2010.2.23)
【赤井より磐梯春望 2010.2.21撮】