特別な日に、少し沈みがちだった。少し反省している。
大震災の被災者の気持ちを察しながら、確かに多少沈みがちだった。
夕飯に、嫁いだ娘夫婦が、好きなお酒とケーキを持参してお祝いに来てくれた。
思いもよらない夕飯となった。
お酒はなんと大吟醸、銘柄は「一生青春」とあった。
また、さらに末廣の吟醸原酒、ラベルには「こはる」「月恋水」と、特別限定の銘酒とあった。
気持ちが嬉しく、それまでの一人沈みがちな自分を反省した。
いただいたお酒をおいしく楽しんだ。
途中、郡山の息子から電話、電話口の紗英ちゃんが「じいちゃんおめでとう!」とはっきりしゃべった。
「また、遊びにおいで」と本来のじいちゃんに返り、お話しした。
家族のみんなが、純粋に老いた自分の健康を喜んでくれている。
「元気で、がんばらなければ」と、「もっと、明るく」と誓った。