昨日の雪には驚いたが、あれから気温は下がらなかったようだ。
朝方、雨はあがったが、冷たい北風の中、孫たちが元気で登校していった。
季節の移ろいを楽しんでいるが、今日も家の中で過ごすしかない。
昨日、久しぶりに絵筆を執った。
スケッチ画を整理していたら、未使用のパノラマサイズの写真額が出てきた。
薄手のポリエステルの布に、いつもの湖水に浮かぶ磐梯を描いた。
色合いは描く度に違うが、色を工夫して染める数分間は芸術家の心である。
目を瞑っても描ける磐梯の空の余白に、これまたいつもの詩歌もどきの「磐梯を讃える」を添えた。
そして、我が作品が所狭しと掛けられている応接間の一隅に飾った。
誰か気づくだろうか。
すべてが自己満足の、ささやかな楽しみだ。