静かさやしっとり揺れる竹の秋
春の庭が、久しぶりの雨に濡れている。
静かに落ち着いた庭をぼんやりながめていたら、クロチクの葉が黄ばんでいた。
近づいて葉を診ると、先端から枯れ始めていた。つまり、竹の紅葉だ。
離れてながめると、確かにこれが「竹の秋」かと思えた。
そして、やがて落ちる葉の下には、粟粒ほどのちっちゃい葉芽らしきものが付いていた。
俳句を詠む人には当たり前のことだろうが、「竹の秋」は春の季語だ。
たしか、いつかブログの友マーヤンさんの句で知った覚えがある。
【「ブログに遊ぶ」 http://blog.goo.ne.jp/hasemasa1138/】
改めて調べてみた。
《親の竹は、新緑の時期に葉っぱが黄色く枯れたようになり、終には落葉する。まるで秋の紅葉。
然るにこの現象を「竹の秋」と言う。竹の秋は春の季語です。》とあった。
夕方や吹くともなしに竹の秋 永井荷風
門前の古き旅籠や竹の秋 中村吉右衛門
老夫婦のみの隣家も竹の秋 飯田龍太
そして、「竹の春」は秋の季語、竹の緑葉が一番美しいのは秋ということらしい。
春の庭が、久しぶりの雨に濡れている。
静かに落ち着いた庭をぼんやりながめていたら、クロチクの葉が黄ばんでいた。
近づいて葉を診ると、先端から枯れ始めていた。つまり、竹の紅葉だ。
離れてながめると、確かにこれが「竹の秋」かと思えた。
そして、やがて落ちる葉の下には、粟粒ほどのちっちゃい葉芽らしきものが付いていた。
俳句を詠む人には当たり前のことだろうが、「竹の秋」は春の季語だ。
たしか、いつかブログの友マーヤンさんの句で知った覚えがある。
【「ブログに遊ぶ」 http://blog.goo.ne.jp/hasemasa1138/】
改めて調べてみた。
《親の竹は、新緑の時期に葉っぱが黄色く枯れたようになり、終には落葉する。まるで秋の紅葉。
然るにこの現象を「竹の秋」と言う。竹の秋は春の季語です。》とあった。
夕方や吹くともなしに竹の秋 永井荷風
門前の古き旅籠や竹の秋 中村吉右衛門
老夫婦のみの隣家も竹の秋 飯田龍太
そして、「竹の春」は秋の季語、竹の緑葉が一番美しいのは秋ということらしい。