エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

健康を思う

2013-08-25 | 日々の生活

 

  ハチで腫れ上がった手を見つめていた。

  左右を比較すると、ハチに刺されたパンパンにはち切れそうな左腕を見つめて、はからずも、忘れていた若さの感触を覚えた。血色も良い。

 そして健康なか細い右の腕には、驚くほどの血管が浮き上がっている。しわの間に所々しみも見える.これも生きた証だろう。

 かゆくて若い腕を静かにさすりながら過ごした。そんな若い左手も、いつしか老いた手に戻った。

 キアシナガバチに恨みはない。ときどきどうしているかと、今も残るハチの巣を眺めている。

 月末の土曜日、待ちに待った月に一度の診察日だった。

 まず体重測定、着たままで靴も入れても55kgだった。

 元気なころは68kg → 闘病後退院時に48kg、  →10年かかって57kgに回復 

 → この一週間で約3kg落ちたか、多少の不安がもたげてきた。

 東京からの糖尿医に、一部始終を語った。 思えば、今回の一連の体調不良はいろいろ重なった。

 それまでの多忙なスケデュール、発熱の数日前にハチに刺されたこと、また、発熱以外の症状が無かったこと。
 いつもの抱える炎症を疑ったが様子が違う。じきに診察日だからとたかをくくった。

 咳が出るだけに回復、医者は咳止めの薬だけを処方してくれた。

 血液検査はいつもと変わらず、妻はしつこく肺炎を疑ったが、一件落着と自己判断している。

 この風邪?は結構苦しかった。でもかつての病気体験の辛さを思えば、なんのその、いつもそんなことを思う。

 今後は、人並みにすぐに医者へかかること!。これが反省点で、多少の後悔が残った。

 

 朝から陽が差し始め、清々しい夏の日が戻った。しばらく見送っていた里山散策へ出かけたい。

 足下を見つめながら・・・・。   (2013.8.25 朝)

 安曇野から新鮮野菜が届いた。いっぱいいただき英気を養いたい。