エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

楽しみな朝ドラ「おひさま」

2011-04-07 | Weblog

 朝ドラ「てっぱん」が終わった。欠かさず見ていた。
家族の絆、一人一人の心のうごきが心に響き、いつも勇気を与えられた。
 4月から新しい連続小説「おひさま」が始まった。どんなドラマか、見てみた。
なんと、エピローグには時々見てきた光景が広がった。舞台は信州安曇野だった。
信州は私の第2のふるさと、妻の実家は安曇野の隣町、義姉たちは松本や安曇野にいる。
 映像に、明科の長峯山からの常念岳を望む美しの安曇野のながめが広がっていた。
 またしばらく毎日見ることになるだろう。
 わさび田を流れる清らかな水、素晴らしいアルプスの山並み、あの写真家田淵行男のふるさと安曇野、その風土を見つめながらのドラマを楽しみにしたい。
これまで楽しんできた「てっぱん」とはまた違った意味の、涙と笑いの物語のような気がする。

(NHKネット情報から)
《東京の郊外に住む主婦。建売一軒家に住み、サラリーマンの夫と高校生の息子、中学生の娘と暮らす。心にすきま風を感じて、ふと立ち寄った安曇野で陽子に出会い、陽子の青春物語のとりこになる。続きが気になって以後、何かにつけて足しげく、安曇野に。》
《長野・安曇野と松本を舞台に戦争をはさんで、日本人が生き抜いてきた昭和という激動の時代の中で、人々をおひさまのような明るい希望で照らす、ひとりの女性のさわやかな一代記です。私たちの大好きな日本食、そばが人々をつないでいきます。》



日記@BlogRanking

アート遊具で遊ぶ

2011-04-05 | 文芸
           
快晴、孫にせがまれ短大グランドへ。
子どもたちの春休みも今日まで、特別なことはしてやれなかったが、伸び伸び楽しい毎日だった。
短大の構内に、変わった遊具がお目見えした。昨日までブルーシートがかけられ、何だろうか気になっていた。
洗練された木製のベンチらしきもの、孫たちは早速登ったりして遊んだ。
大学の職員が、ニスを塗りにきた。まだ完成前に、一番乗りだったようだ。
 卒業生の卒業作品だと聞いた。

 家に戻り、短大のHPで「 2010年度 デザイン情報コース卒業研究発表会研究要旨集目次 」を見つけた。
そこに【アート遊具の研究と提案 小笠原 智美】があった。
( http://www.jc.u-aizu.ac.jp/11/142/thesis/gsd2010/05.pdf )
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【研究概要】
 大学をはじめ、地域で様々なアート遊具と呼ばれるオブジェが制作されている。このアート遊具を調査、研究し子供たちの創造性に寄与するアート遊具を提案、制作する。
【研究目的】
 人で賑わうことのない公共空間には、アートを取り入れることが有効ではないかと考えた。本研究ではアート遊具を実際に制作し、アート遊具があることによって人々の心を豊かにし、子供たちが創造力をもって遊べることはもちろん、多くの人が訪れ、憩う公共空間になること
を目的とする。
【最終作品提案】
 作品のコンセプトは「創造・展開」で、幾何形体である三角形を基本にデザインしている。単純な形である三角形は、複数組み合わせることによって有機的な形となり、立体としての表情を豊かにする。また、単純でありながらも組み合わせによってあらゆる形状に発展していくことから、形状だけでなく、ひとつのモノから人の行為が派生していくことを願い、デザインを決定した。最終作品は、デッキ状になっていて、地面に平行した面はベンチやデッキとして利用でき、斜めになった面は子供たちがよじ登ることができる遊具となっている。デッキ部分があることで、座って話しをしたり、お弁当を広げて外で食事をしたり、待合場所としてなど、多目的な環境装置としての役割をもつことになり、用途が派生することが考えられる。
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 作品のコンセプト等を読み、確かに、モノから人の行為が派生し、ベンチやデッキとしての利用や、子供たちの楽しい遊具であると思った。
目的も十分に達成できた立派な研究成果だと思った。
卒業生の今後のご活躍を祈らせていただきたい。
 


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誕生祝い (その2)

2011-04-03 | Weblog


 特別な日に、少し沈みがちだった。少し反省している。
大震災の被災者の気持ちを察しながら、確かに多少沈みがちだった。

 夕飯に、嫁いだ娘夫婦が、好きなお酒とケーキを持参してお祝いに来てくれた。
 思いもよらない夕飯となった。
 お酒はなんと大吟醸、銘柄は「一生青春」とあった。
 また、さらに末廣の吟醸原酒、ラベルには「こはる」「月恋水」と、特別限定の銘酒とあった。

 

 

 気持ちが嬉しく、それまでの一人沈みがちな自分を反省した。
  いただいたお酒をおいしく楽しんだ。
 途中、郡山の息子から電話、電話口の紗英ちゃんが「じいちゃんおめでとう!」とはっきりしゃべった。
 「また、遊びにおいで」と本来のじいちゃんに返り、お話しした。

 家族のみんなが、純粋に老いた自分の健康を喜んでくれている。
 「元気で、がんばらなければ」と、「もっと、明るく」と誓った。

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ささやかな人生 でも前を見て

2011-04-03 | Weblog

馬齢を重ねるとは俺のことか。いろいろ考えさせる4月3日を迎えた。
 誕生のお祝いではあるまいに、市から介護保険被保険者証が届いた。
 併せて7月からの介護保険料の案内、高くて驚いている健康保険に加えて・・・。
 わずかな年金・・・、やりくりは辛い。
 長く生きると言うことは、お金がかかることだとあらためて実感している。
 
九死に一生を得て、新しい日々をスタートしてから8年、そのときの気概はどこへ行ってしまったのだろう。
 家族のお祝いはありがたいが、これまでの自分の無意味な人生を振り返るとき、嘆かわしく情けない思いだ。
大病後もしかり、多くは気力に欠ける日々ではなかったか。後悔先に立たずで、自業自得の今なのであろう。
 でも、静かに考える節目に思う。普通の生活が出来る健康体に戻った今、もう少し生きてみたいと。

大震災の被災者、原発の不安がこころをよぎる。あまりに小さい自分の悩みであることかと。

 グレープの「無縁坂」が好きだ。曲もいいが、歌詞が胸にしみる。
無縁坂」 さだまさし作詞・作曲
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母がまだ若い頃 僕の手をひいて
この坂を登るたび いつもため息をついた
ため息をつけば それで済む
後だけは見ちゃだめと
笑ってた白い手は とてもやわらかだった
運がいいとか 悪いとか
人は時々口にするけど
そういうことって確かにあると
あなたを見ててそう思う
忍ぶ 不忍 無縁坂 かみしめる様な
ささやかな 僕の母の人生

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http://www.youtube.com/watch?v=hKHL_A5kRHM&feature=fvwrel

この母のささやか人生を静かに考えている。そして、教えられた。
たまにため息をつくのはいいだろう、
でもしばし後ろ向きでなく、前を見ていきたいと。
 

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よく遊びよく遊べ

2011-04-01 | 日々の生活



午前中は風が冷たかったが、日だまりは暖かかった。
 また、せがまれて短大グランドへ。武琉、萌香とひとしきりサッカーで汗を流した。
 そのあとは、二人で仲良く構内を自転車で乗り回していた。



 今日はカメラ持参。その間、構内を歩いて春の息吹を見つけた。
 この前初見のキタテハが春を楽しむように舞っていた。

 

コデマリの生け垣が紅く萌えて、詫び助の大きな固いつぼみがほころび始めていた。



 開きかけの花びらにミツバチがもぐっていた。動きがひょうきんだ。
 それにしても、見事な花粉玉だ。







 最近、武琉くんは、ハードオフで新しく26インチを買って貰った。
 萌ちゃんは武くんのお古の22インチ6段変速をもらい受け、嬉しそうに乗っている。
 春休み、孫兄弟二人はよく遊んでいる。
 ママは「漢字の書き取り」など少し勉強課題を置いて行くが、やはりおもしろくない。
 ジイもそんなとこまで面倒見切れないから、つい遊びに連れ出している。
 春休み、ジジ、ババの世話は大変だが、子どもたち成長は計り知れない。