中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

ハイパーボウル東鉢へ

2013-03-02 12:30:00 | アウトドア・スポーツ
■ハイパーボウル東鉢■

 今冬最大規模を遙かに超え、観測史上最大の積雪を記録した日曜に、甥を引き連れて兵庫県北のスキー場へと向かった。目指したのは関西では超メジャーなスキー場である、ハチ&ハチ北の隣の、ハイパーボウル東鉢というスキー場だった。
 往路はチェーン&冬タイヤ規制のため、舞鶴若狭道の丹南篠山口で停滞が起こる中、一般道と高速道路を”乗ったり降りたり”をしながら、それでも西宮市内から2時間半ほどで現地に到着した。恐らく停滞がなければピッタリ2時間くらいで到着するだろう。
 駐車場は、大型がドカッとあるのではなく、中小のモノが点在していて、それぞれがリフト乗り場の周囲にあるのでどこに駐めてもそんなに不都合はないようだ。

●乗り場の看板●


 今回はコンビニの発券機で事前にリフト券(正確には引換券)を購入していた。これだと、リフト券にプラスして1000円分の食事券がついて、総額から500円引きになる。

 ここは隣のスカイバレイスキー場と相互乗り入れになっていて、山頂でリンクされている。

●案内図●

 最長滑走距離は東鉢側が2000m、スカイバレイ側が3200mということだが、スカイバレイ側はおそらく駐車場まで下山するためのスロープ部のまで含めた距離だと思われるので実際には大差がないと思う。

 このスキー場の評価を上げているのが、山頂部のレイアウトにあるという。通常のスキー場であれば木々を伐採してコースを造るところを、ここでは山頂の頭頂部、見る限りでは約120度方向の例外箇所を除くほとんどを滑走可能としているのだ。
 そんな自由さがあってか、ここはスノーボーダーに対する偏見はなく、古くから全面解放している。そのせいかコース上ではスキーヤーの姿はボクを含めてごく僅かであり、見回した限り、スノーボーダーが9割を占めているように思えた。

●滑走エリアが広がる頭頂部●

 嬉しいことに、当日は三田市以北が降雪していてスキー場までのアプローチに難があったせいで、訪問者数が少なかったのか、一番混雑していたスカイバレイ側のトリプルリフトでも5分以上の待ちはなかった。

●ピークでもこの程度の待ち●

 実は、このトリプルリフトに関して、「あれっ?」と思うところがあった。昨年までのコースマップではクワッドとあったからだ。調べてみると、昨シーズンに故障で何日か休場になったために今シーズン前に新しく入れ替えたそうだ。しかし、このトリプルリフトは乗降時に減速し、本線で速くなる「デダッチャブル・タイプ」ではないので、席数が4分の3になったことに加えて時間あたりの輸送力は下がっている。

●定速のトリプルリフト●

 実は、この状態を見て少し心配になっていた。壊れがちなリフトを架け替える企業努力?は買いたいのだが、一つ、また一つと経営難のために閉鎖し続けている状況の中で、この投資が更なる負担となり、「経営に悪影響を与えないだろうか?」と、つい考えてしまうのだ。

 まぁ、そんな心配をしながらも滑り自体は堪能したワケだが、規模からいうと今の自分にとって日帰りには丁度良いサイズであり、訪問先リストに残り続けるスキー場の一つになった。そして、願わくば今後も次世代のスキーヤー&スノーボーダーのために何とか存続し続けて欲しいと思うばかりだ。
コメント
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