中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

’16 鷹巣沖釣行 ~2回目

2016-09-17 12:30:00 | 船釣り・釣行記
■またもや鷹巣沖へ■

 今回も、居着きのヒラマサを狙って、鷹巣沖へ。いつもの晴海丸さんに乗船してのチャレンジだ。
 出船は5時。現地に着くと、100mあたり約3分という、鷹巣沖ではブッ飛びに近い潮流が差していた。
 ボクとしてはミディアム・タックルの道糸7号、ハリス8号の継ぎ目に、BB入りスイベル0号を装着し、まずは発泡ウキは無しの状態で投入を開始した。
 
●いつものタックル●

 一旦回収すると、サシエサは丸残り状態だったが、これは道糸が吹き上げられ、マキエサが流れる層の上に入っているためだと判断して、次の流しではタナを更に下げてゆく。まず最初はガン玉のBサイズをスイベルのすぐ上に2個打ってみたが、これまた同様の結果だったため、次は中通しオモリの0.5号を入れ、次いでそれが0.8号になった時、220m付近で道糸が「ブーンッ!」と急速逆転を開始した。
 すかさずアワセて巻き取りに入るが、引き具合から推測して慌てるような大型ではなかった。しかし、今回の釣り座が船首側だったために上方向に竿をためることが出来ず、竿を保持する姿勢が横方向になって、やりとりがし辛い。

●竿を横方向にしてのやりとり●

 速い潮流の影響で、相手がヒラマサかどうかの判断はできなかったが、深くは潜らず、道糸に角度が付いていなかった。船尾の30m程手前で早くも水面に姿を現し、バチャバチャとやり始めたので、てっきりメジロと思い込んで、強引に引き寄せた。ところが、目前で正体が中型のヒラマサと判った瞬間は冷や汗モノだった。それでも難なくネットイン。

●77cmの中マサ●

 行き違い(思い違い?)はあったが、まずは、順調な滑り出しだった。

 しばらく経つと風向きがやや変わったため、ボクは右舷側に移動。しかし、アタリは続かなかった。

 サシエサの残り具合を確認しながらオモリを1号からガン玉Bサイズ1個の間で一投ごとに調整しつつ、しばらくの間、攻めていたが、全くアタリは無かった。
 そうこうしているうちに、1号オモリを背負わせた状態で根掛かりが起こってしまった。「おっ、?潮が緩んだのか」と判断したのだが、道糸の総巻き換えが必要なほどの高切れが起こって、しばしの時間をロスしてしまった。


■潮流の変化■

 再スタート後はやや潮流が緩み、100mあたり4分程度のスピードに落ちていたので、元のスイベル1個のみの状態に戻した。
 これでサシエサが盗られたために、発泡ウキ7号を通してみる。そしてこれが当たって、久しぶりにリールが急速逆転を開始した。

●久しぶりのアタリ●

 しかし、引きは大したことはなく、その正体は中型のマダイだった。そして、ここからアタリがポツポツと拾えるようになってきた。

●マダイが続く●

 但し、以前にも記したように、このポイントのクセなのか、同じ浮力セッティングではなく、「エサが残れば次の流しでは発泡ウキのサイズを下げ、盗られれば上げる」という微調整を7号~6号~無し(スイベルのみ)の間で、毎回行っていたために得たアタリだ。
 そして、その努力を続けた甲斐あって、この日一番のアタリと共に強引がボクの竿を絞り込んでいった。アタリの出た距離は240m。間に魚礁やその残骸があるため、注意が必要だ。まずは道糸を引き抜いて相手との距離を詰めていった。
 無事にファーストランをしのいで、気付けば距離は160mあたりに差し掛かっていた。ここには何か障害物があるらしく、それは根掛かりで道糸を大きくロストした距離と同じだという事からも推測できた。こういった障害物を見つけてからの、ヒラマサの走りはそれまでよりも強烈になる。そして、この日も例外ではなかった。
 
●ファースト・ランをしのいだ頃●

 「そうはさせまい!。」と腰ダメしながら耐え、なるべく糸が出ないようにしていたが、次の瞬間、竿先が跳ね上がってしまった。「90±5cmはあるかな?。」と思っていたが、切られる気はしていなかっただけに、唖然としたが、バラした原因は根ズレだった。
 バラした本人が言うのも変な話だが、数が少ない居着きをバラしてしまうと、次のアタリまではかなり時間が掛かるが、現実に、以後はその状態になってしまった。


■人騒がせなヤツ■

 時間は経ち、マダイは4枚になったが、ヒラマサのアタリへ出ないままに、終了時間までのカウントダウンが始まった。
 ここまで小マメに浮力調整を続けていたが、これがようやく実って220m付近で急速逆転が始まった。しかし、アワセてみると竿を手持ちにするほどに引きは大したことはなく、ロッドホルダーに乗せ直してのズボラ巻き上げに入った。ところが160m付近に差し掛かると急にガンガンと締め込み始めたのだ。
 それを見目の当たりにして慌てて竿を掴み直してやり取りに入った。「コレを逃すともう後はない!」と思っていただけに慎重に巻き上げるが、相手はなかなかへばらない。足下に来ても下方向にしも込むことから「本命が、こっちに向かって泳いでいたから、こんな引き具合になったのか?。」と思い、ここからドラグを緩め、時間を掛けてやりとりを行った。

●慎重なやりとりを繰り返す●

 が、しかしである。散々期待をさせておきながら、姿を現したのはメジロとマダイのダブルだったのだ。どうやら、途中でメジロが残った枝バリのサシエサに食いついたらしく、引きの変化はこれが原因だったようだ。また、ブリ族の特徴である横走りはマダイが抵抗になって出来ず、仕方なく下方向に締め込んでいたようだ。
 何とも思わせぶりな引きにすっかり騙されたワケだが、その後に続く魚は無く、この日の釣りが終わった。

●何じゃ!お前らか!●


■今後も続く■

 何とかヒラマサ・ボーズにならず、2回の釣行を終えたが、それぞれ1発ずつバラしている。ここでの一次目標は、’14年の101cmを越すことだが、バラしたサイズはそれには及ばない感があるため、こんなことでは到底達成出来ないだろう。まだまだ修行は足りないが、今後も鷹巣沖でのチャレンジは続く。

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