遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。
というところで、わが家では恒例となっている正月休みを利用してのスキー旅行。今回も例年どおり「志賀高原のスキー場」を目指したが、その顛末を書いていこう。
出発したのは1月の1日。名神高速から中央道、長野道、上信越道と乗り継いで志賀高原の麓にある、長野県の中野市に到着したのだが、意外や意外、一番降雪量が多く停滞や事故が発生していたのが、滋賀県北部一帯だった。チェーン規制がかかる寸前だったせいか、ノーマルタイヤだけの車も多く、私の車もパーキングエリアから超ノロノロ運転で急に割り込んできた車に危うく追突しかけるシーンもあった。相手は安全運転のつもりらしいが、こちらはスタッドレスに四駆だったので、流れに乗って普通に走っている状況の前に、いきなり時速20kmで割り込んでくるとは…。
そんなこんなで何とか無事に到着し、開けて2日、宿泊地の中野市内から志賀高原へと向かった。40分ほどで初日の目的地であるブナ平地区に到着したが、寒気の吹き出しが強かったせいか、強風のため、東館山のゴンドラは止まり、滑走可能なエリアも限られていた。いつもの年に比べて気温が低く、嫁さんや子供も「寒い寒い」と連発していたが、そのおかげで、辺り一帯の樹氷のような様々な木々
を見ることができた。
悪条件の中ではあったが、これはこれで、本で見るよりも実際の景色で見られたことは感動的だったらしく、子供の頭の中に新たな実体験のイメージが出来上がったことだろう。
開けて3日は、一転し、天候も回復し始めた中でのアプローチになった。
宿泊していたコテージから見える戸隠~妙高にかけての山々
も綺麗に見え始め、
気分も一新された。
この日は一ノ瀬方面
からアプローチし、前日に行けなかったブナ平上部~焼額山
までの辺り一帯を滑りまくり、充実した1日になった。
最後は夕焼けの幻想的な風景
も堪能することができた。
行ってみての感想だが、やはり訪れる人は少なく、正月でありながらリフト待ちは5分以内、ゴンドラも最長で10分と待たずに乗車できていた。やはりスノースポーツ人口は減り続けているようだ。それが証拠に新井マウンテン&スパ、ごりん高原、と毎年のように閉鎖されるスキー場があり、今年も野辺山のスキー場が閉鎖された。まさか今回の志賀高原までが閉鎖されることはないとは思うが、今年も日本人のスキー&スノーボード離れは確実に進み、頼りにされていたオーストラリアを中心とする海外からの客も円高の影響で激減しているという。今後も状況が更に厳しくなっていくのは現実のようだ。このままいくと自然相手のスポーツやアウトドア体験をするフィールドが減るのと同時にその人口も減っていくという悪循環は更に続くのだろう。そしてそうなると、都会の人工物しか知らない子供達が増えていく。その結果、近い将来、環境問題に関してもピンと来ない人や逆にダマされ過敏になって振り回される人、地方の現実や状況を理解できない人、自然を通じて得られるはずの感性が衰えた人、そして自然からの恩恵を感じない人が増えていくのなら、困りものだ。
というところで、わが家では恒例となっている正月休みを利用してのスキー旅行。今回も例年どおり「志賀高原のスキー場」を目指したが、その顛末を書いていこう。
出発したのは1月の1日。名神高速から中央道、長野道、上信越道と乗り継いで志賀高原の麓にある、長野県の中野市に到着したのだが、意外や意外、一番降雪量が多く停滞や事故が発生していたのが、滋賀県北部一帯だった。チェーン規制がかかる寸前だったせいか、ノーマルタイヤだけの車も多く、私の車もパーキングエリアから超ノロノロ運転で急に割り込んできた車に危うく追突しかけるシーンもあった。相手は安全運転のつもりらしいが、こちらはスタッドレスに四駆だったので、流れに乗って普通に走っている状況の前に、いきなり時速20kmで割り込んでくるとは…。
そんなこんなで何とか無事に到着し、開けて2日、宿泊地の中野市内から志賀高原へと向かった。40分ほどで初日の目的地であるブナ平地区に到着したが、寒気の吹き出しが強かったせいか、強風のため、東館山のゴンドラは止まり、滑走可能なエリアも限られていた。いつもの年に比べて気温が低く、嫁さんや子供も「寒い寒い」と連発していたが、そのおかげで、辺り一帯の樹氷のような様々な木々
を見ることができた。
悪条件の中ではあったが、これはこれで、本で見るよりも実際の景色で見られたことは感動的だったらしく、子供の頭の中に新たな実体験のイメージが出来上がったことだろう。
開けて3日は、一転し、天候も回復し始めた中でのアプローチになった。
宿泊していたコテージから見える戸隠~妙高にかけての山々
も綺麗に見え始め、
気分も一新された。
この日は一ノ瀬方面
からアプローチし、前日に行けなかったブナ平上部~焼額山
までの辺り一帯を滑りまくり、充実した1日になった。
最後は夕焼けの幻想的な風景
も堪能することができた。
行ってみての感想だが、やはり訪れる人は少なく、正月でありながらリフト待ちは5分以内、ゴンドラも最長で10分と待たずに乗車できていた。やはりスノースポーツ人口は減り続けているようだ。それが証拠に新井マウンテン&スパ、ごりん高原、と毎年のように閉鎖されるスキー場があり、今年も野辺山のスキー場が閉鎖された。まさか今回の志賀高原までが閉鎖されることはないとは思うが、今年も日本人のスキー&スノーボード離れは確実に進み、頼りにされていたオーストラリアを中心とする海外からの客も円高の影響で激減しているという。今後も状況が更に厳しくなっていくのは現実のようだ。このままいくと自然相手のスポーツやアウトドア体験をするフィールドが減るのと同時にその人口も減っていくという悪循環は更に続くのだろう。そしてそうなると、都会の人工物しか知らない子供達が増えていく。その結果、近い将来、環境問題に関してもピンと来ない人や逆にダマされ過敏になって振り回される人、地方の現実や状況を理解できない人、自然を通じて得られるはずの感性が衰えた人、そして自然からの恩恵を感じない人が増えていくのなら、困りものだ。
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