中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

シニア割引でスキー

2014-01-18 12:30:00 | アウトドア・スポーツ
■齢50を過ぎて…■

 昨秋に50歳という大台に乗ったのだが、それまでと何かが変わることなく過ごしていた。しかしそれを実感する日が年を越えた途端に続いている。
前回紹介した映画の入場割引もそうだが、調べてみると、スキー場でも同様の割引が設定されているところが結構あるようだ。ただし、その適応範囲は一律ではなく、早いところでは50歳からだが、55歳から始まるところも多い。
  
 信州中野市近郊で正月を過ごすことの多い我が家では、滞在期間内に周囲にあるスキー場を訪問する日を数日あてている。これまでは、ほとんど志賀高原でその数日を過ごすことが多かったのだが、今回は1人で滑らなくてはならない日があったので、より市街地に近いスキー場を訪問することにした。向かった先は「よませ温泉スキー場」だったが、ここでは上述のシニア割引が50歳からなのが有り難い。

●シニア割引券●

 そして、その料金は一日券が何と¥2900というものだった。

■Mt. KOSHA■

 昔は単体で運営されていた、よませ温泉スキー場だが、近年のスノースポーツ衰退の影響を受け、他の、幾つかの地区と同じようにマックアースリゾート株会社による経営・運営に移行している。気付けばこのマックアースリゾートに吸収されたスキー場は、現在では28を数え、中小スキー場ばかりではなく、斑尾のように比較的大きなスキー場までもが傘下に入っている。
 経営基盤や運営基盤が共通になったことで、「隣同士であるにも関わらず、共通リフト券の発行がなく、行き来できなかったスキー場」が一体化されて、滑り応えのあるスキー場に変わるという嬉しい変化が生まれている。奥美濃の、「ダイナランド&高鷲スノーパーク」がその例だが、今回訪問した、よませ温泉スキー場も「Mt. KOSHA(マウント・コウシャ)」の名の下、付近の中小スキー場とを合わせた3+1の4スキー場が一帯運営されて魅力あるモノに変化している。+1とわざわざと書いたのは、木島平スキー場のみが実質村営のためだが、共通リフト券を購入すれば、ここもその適応範囲内になる。

●4スキー場のマップ●


■人気ムラのあるゲレンデ■

 よませ温泉スキー場を始め、やまびこの丘、X-JAM高井富士、木島平スキー場の各ゲレンデはトップまで行けるところもあれば、リフトを止めているところもあって運行状態はまちまちだった。

●北志賀竜王と、その後ろに志賀高原方面も見通せる●

 リフトにはクワッド・タイプもあるのだが、各スキー場に0~2本の合計4本であり、ほとんどが普通タイプのペアリフトだったので、そんなに輸送力の高いスキー場ではない。
 ゲレンデは空いていてガラガラの所も多いのだが、X-JAM高井富士の一部ゲレンデにスノーボーダーが集中していた。そこにパークなどがあって、それを滑りたい人が集中したのなら理解できるのだが、何もないところで集中があったり、逆にハーフパイプやジャンプ台があるにも関わらず、それを避けて滑る人が集中していたりで、とても不思議な光景だった。

●ガラガラのゲレンデ●

 各ゲレンデのリンクに不都合はなく、歩かなくてはならない箇所もなくて移動はスムーズだ。

●各スキー場間のリンク部分には表示がある●


■嬉しい計らいだが…■

 4つのスキー場を合わせると、結構ワイドにはなるのだが、この日の最長滑走コースは、よませ温泉の2000mだった。それよりも長い木島平は2800mほどあるのだが、最上部のリフトが止まっているので滑りようがなかった。従って全体に横に広く縦に短い印象があるスキー場群だった。
 シニア割引に加え、短めのコースとスピードの遅いリフトという組み合わせによって、嫌が上でも休憩時間が長くなるため、我々世代にはぴったりのコースだった。しかし、「他にも多種ある割引料金と入場者数」を考えると心配になる部分が多いことは確かだ。事実、このエリアに繋がっていた、もう一つの、牧の入スキー場は既に休止している。これではいくらマックアースリゾートグループが格安で経営権を手に入れたのだとしても、苦しくなるのが間近に迫っているようにも思えてくる。
 「スキー場便り」に関しては、寂しい話ばかりが目立つが、このエリアからその便りが届かぬことを祈るばかりだ。

 そして、翌日は結局、志賀高原に向かった。何と言っても日本有数の規模を誇るスキー場群だけに、Mt. KOSHAとは別格の滑り応えだったが、根が貧乏性なボクは、¥2000近くも高いリフト券の「元を取る」ために、ついつい膝が笑うまで滑り込んでしまった。(イイ年こいて何をやってんだか…。)

●結局、二日目は志賀高原で最終の5時まで過ごす●
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