都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
「秘書」なんとなく怪しい響きを持つ言葉に聞こえませんか。表には出せない、社長の秘密を握っている・・・、みたいな。
「秘書」は、社長秘書、女性秘書などと使われ(今では女性秘書は雇用均等法に抵触の畏れあり)、職業または仕事をさす言葉です。
しかし、昔はそうではありませんでした。(やはり、妖しい匂いが・・・。)
「秘書」は、文字通り秘められた書物のことだったのです。(やや・・・、禁断の香り・・・)
古代中国では、「秘書」は、宮中の蔵書のことを指したのです。平安時代の日本でも同じように使われ、簡単には人に見せない秘密の本のことだったのです。(ますます、気になりますが、どんな本だったのかは分かりません。秘書ですから・・・。)
それが、変化したのは、明治時代の中頃からです。
国内に企業が増えて、英語の「セクレタリー(secretary)」を雇う必要がでてきました。そこで、日本語に訳そうとしたのですが、適当な言葉がなかったのです。
最初は「書記」と約したいたのですが、いまいち・・・、しっくりこない。
そこで、再発見されたのが「秘書」という言葉だったのです。
最初に使われたのが、銀行だったそうです。(何か隠し事がありそうで、怪しい・・・。)それが徐々に、他の企業にも広がり、定着したのだそうです。
「秘書」は、本来の意味とは全く異なる意味で使用されているのです。ですから、なんか意味不明な怪しい言葉に聞こえるのかも知れません。
政治家の「秘書」は、怪しい仕事をする人なのでしょうか・・・。
ひ‐しょ【秘書】
1 要職の人に直属して、機密の文書・事務などを取り扱う職。また、その人。セクレタリー。「社長―」2 秘密の文書。また、それを扱う人。3 秘して人に見せない書物。秘蔵の書物。「―を公開する」
辞書:大辞泉
したっけ。