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団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

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都月満夫の短編小説集

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「成吉思汗鍋」について考える

2010-08-13 08:55:00 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

北海道といえば「ジンギスカン」を連想するかたも多いのではないでしょうか。

Photo_2Photo

  ジンギスカン料理の起源(由来)にまつわる話として「ジンギスカン自身が遠征先で好んで食べた」、「モンゴル兵士が兜で羊肉を焼いたのがジンギスカン鍋の形状と共に起源」とする俗説もありますが、モンゴル料理のシュウパウロウ(塩煮込み)や中国料理のコウヤンロウ(鍋羊肉:土鍋煮込み)に影響を受けたのではと推測されています。

しかし、これらは羊肉を使用しているという共通点だけで、似ても似つきません。日本人の創作料理だと思います。

ジンギスカン料理は、明治以降、羊の導入と共に当時の国内政策や情勢と深く関わって誕生し、第二次世界大戦前後からの背景から特に北海道に根付き広まった羊肉料理で、ジンギスカンの名で呼ばれるようになってからあまり時間の経っていない比較的新しい料理です。

■ジンギスカン誕生の背景

1875年(明治8年)に日本で最初の羊毛の自給自足を目的とした下総牧羊場(宮内庁下総御料牧場)が千葉県成田市に設立され、羊肉料理が限られた地域で定着したようです。

軍服など制服の素材に欠かせなかった羊毛が第一次大戦時に輸入が絶え、自給のため北海道や岩手県など国内の各地で羊の飼育が盛んになった大正時代、大量に飼育され始めた羊の肉も積極的に利用しようと考えられました。

Photo_4 1926年(大正15年)にはジンギスカンとされる羊肉料理が文献に登場し、1931年(昭和6年)には羊肉の料理法が発表され、1936年(昭和11年)には食肉商の松井初太郎によって東京都杉並区に羊肉専門店「成吉思(じんぎす)荘」が開かれましたが、当時の食肉保管技術と日本人にとって不慣れなにおいのため、普及するまでには至りませんでした。

■ジンギスカン鍋の名前の由来

ジンギスカンの名前が文献として初めて登場したのは、駒井徳三の娘の満洲野(ますの)が1963年(昭和38年)に発表したエッセイ「父とジンギスカン鍋」であり、満洲国建国で中心的役割を担った徳三が、1912年(大正元年)からの南満州鉄道社員時代に「ジンギスカン鍋」と命名したとされるのが有力ですが、エッセイ以外からの裏付けは取れていないそうです。

しかし、北海道や岩手県遠野市、高知県高知市などのジンギスカンは満州にルーツがあるとされ、満州国建国時代に関わりが深いと考えられ、特に広く普及した北海道には満州引揚者が多く入植した点も指摘されます。

Photo_3

    ジンギスカンの想い出

 Photo_5 何故ジンギスカン(北海道では羊肉を指す)が食べられるようになったのでしょう。

 私が子供のころ、約50年前から急速に広まったと記憶しています。それまでは、臭くて美味しくないものでした。そのころ、一軒の肉屋がタレに漬け込んだジンギスカンを売り出しました。これが好評で、肉屋がこぞって自家製タレのジンギスカンを発売し、一気にブレイクしました。

 当初はジンギスカン鍋という、中央が高い特殊な鍋を使用していました。現在は網焼きが殆どです。

 十勝では、一家に一台バーベキュウセットというくらい普及しています。夏の暑い日は町内のどこかでジンギスカンの臭いがします。

 お花見、キャンプには欠かせません。北海道のキャンプの時期は短いですから、有名店の前には行列が出来ます。

 北海道各地に、義経伝説というのがあります。共通しているのが、その地に義経が逃れつき、モンゴルへ渡り、「ジンギスカン」になったというものです。

 何か関係があるのでしょうか。

 義経伝説については下記「鯨に関する言い伝え」について考える

http://blog.goo.ne.jp/tudukimituo1028/d/20100705

北海道で「味付け」が主流なのは、旭川市などの上川支庁地域や、滝川市などの空知支庁中北部、帯広市などの十勝地域である。「」が主流なのは札幌市函館市室蘭市釧路市などの北海道南部、北海道東部の海岸部である。観光名所となっているビール園の主流も生ジンギスカンである。

Photo_7

したっけ。

コメント
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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