団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

「羆霧(くまぎり)」
「容姿端麗」
「加奈子」
「知らない女」

都月満夫の短編小説集

「キヨシの帰省」
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」

「ごまんとある」について考える

2010-08-21 06:58:58 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

ごまん‐と

[副]たくさんあるさま。山ほど。「したいことがある」

大辞泉

Photo

 沢山あることを「ごまん」とある。ごまんとは五万なのでしょうか。辞書を見ても「ひらがな」表記です。『広辞苑』にも「ひらがな」表記で載っています。果たして「ごまん」は「五万」なのでしょうか。

 

「白髪三千丈」「三千世界」「千代に八千代に」「嘘八百」などのように「三」や「八」は数が多いことを意味するのによく使われるが、「五」は使われないような気がします。

では「五」の使われるものはと考えると、に「五臓六腑」「五体満足」などが思いつきます。誇張というより実際の数を表しています。

謎は深まるばかりです。

秋浦歌   李白Photo_2

白髪三千丈

縁愁似箇長

不知明鏡裏

何処得秋霜

白髮 三千丈

愁ひに縁(よ)りて  箇(か)くの 似(ごと)く 長し。

知らず  明鏡の裏

何(いづ)れの處にか  秋霜を 得たる。

(私のこの)白髪は三千丈(の長さ)もあるであろうか。

(長い年月の)思い悩みが原因で(そのあげくに)

このようにも白く長く伸びたのであろう。

(それにしてもいったい)こうして鏡にうつっている私を見ていると、

どこからこの霜(とも見える白髪)を身にうけたのであろうか

(と不思議に思われることだ)。

数が多いことを表す言葉に「巨万」があります。

きょ‐まん【巨万】

非常に多くの数や金額。「の富を築く」

大辞泉

きょ【巨】[漢字項目]

[音]キョ(漢) コ(慣) [訓]おおきい おおい

<shapetype id="_x0000_t75" stroked="f" filled="f" path="m@4@5l@4@11@9@11@9@5xe" o:preferrelative="t" o:spt="75" coordsize="21600,21600"><stroke joinstyle="miter"></stroke><formulas><f eqn="if lineDrawn pixelLineWidth 0"></f><f eqn="sum @0 1 0"></f><f eqn="sum 0 0 @1"></f><f eqn="prod @2 1 2"></f><f eqn="prod @3 21600 pixelWidth"></f><f eqn="prod @3 21600 pixelHeight"></f><f eqn="sum @0 0 1"></f><f eqn="prod @6 1 2"></f><f eqn="prod @7 21600 pixelWidth"></f><f eqn="sum @8 21600 0"></f><f eqn="prod @7 21600 pixelHeight"></f><f eqn="sum @10 21600 0"></f></formulas><path o:connecttype="rect" gradientshapeok="t" o:extrusionok="f"></path><lock aspectratio="t" v:ext="edit"></lock></shapetype><shape id="_x0000_i1025" alt="Z6B1F.gif" type="#_x0000_t75" style="WIDTH: 12pt; HEIGHT: 15pt"><imagedata o:href="http://dic.yahoo.co.jp/images/yh_gaiji/l/Z6B1F.gif" src="file:///C:DOCUME~1OwnerLOCALS~1Tempmsohtml11clip_image001.gif"></imagedata></shape>〈キョ〉

1 おおきい。「巨漢・巨人・巨体・巨大・巨木」

2 おおい。「巨億・巨額・巨財・巨富・巨万

3 ずば抜けてすぐれている。「巨匠・巨頭」

<shape id="_x0000_i1026" alt="Z6B38.gif" type="#_x0000_t75" style="WIDTH: 12pt; HEIGHT: 15pt"><imagedata o:href="http://dic.yahoo.co.jp/images/yh_gaiji/l/Z6B38.gif" src="file:///C:DOCUME~1OwnerLOCALS~1Tempmsohtml11clip_image002.gif"></imagedata></shape>〈コ〉おおきい。「巨細」

[名のり]お・おお・なお・まさ・み

大辞泉

Photo_3 

[非情に多くの数を表す言葉に「巨万」があります。これはもしかして語源では・・・。

あたりです。「」という字を漢和辞典で調べると、音読みは、漢音で「キョ」呉音で「ゴ」となっています (あと[]マークで「コ」という読みがあります。)

ウィンドウズのIMEパッド-手書きで「巨」という字を調べると、「きょ」「ご」「おお・きい」となっています。

もともと「ゴ」とも読むわけですね。

「巨万」は、漢音の「きょまん」が生き残り、現代日本人にとっては呉音の「ごまん」の読み方がすたれてしまったのではないでしょうか。ところが、実は「ごまんと」という形でひっそり生き残っていた、ということなのかもしれません。

Photo_4

したっけ。

コメント (2)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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