団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

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都月満夫の短編小説集

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「テキーラは山火事の副産物だった」について考える

2011-05-24 11:07:33 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

テキーラが生まれたのは、まったくの偶然がきっかけでした。

Photo_4 18世紀半ばスペインによるメキシコ統治時代、ハリスコ州の西方に位置するシエラマドレ山脈のメキシコ、テキーラ村に程近いアマチタリャで大きな山火事が起こりました。この山にはサボテンだけでなく、竜舌蘭(りゅうぜつらん:マゲイ)が繁茂していました。

Photo_5 焼け跡には黒焦げになった竜舌蘭(マゲイ)がたくさん転がっていました。あたり一面に漂う匂いに不思議に思った村人がその1つを押しつぶしてみると、中からチョコレート色の汁が滲み出してきました。舐めてみると上品な甘さがありました。竜舌蘭(マゲイ)の株が熱で砂糖に変わっていたのです。

原産国メキシコのイメージから、テキーラはサボテンで作られている酒だと誤解している人もいますが原料は竜舌蘭というアロエに似た彼岸花科常緑草です。メキシコでは竜舌蘭はアガベ(Agave)、またはマゲイ(Maguey)メスカル(Mezcal)と呼ばれています。

その後スペイン人がこの汁を絞って発酵させ、蒸留し、無色の蒸留酒を造りました。こうして出来上がったのが、テキーラなのです。

それから蒸留工場は良質の竜舌蘭を求めてテキーラ村に集まりました。ということでここテキーラ村が本場となりました。

Photo_6 テキーラ(Tequila)の原料は、という植物の根茎。竜舌蘭は多種ありますが、その中でもメキシコ市の北西、ハリスコ州テキーラ村特産のアガベ・アスール・テキラーナ種Azul Tequilana)で造られた酒だけを「テキーラ(Tequila)」と呼ぶそうです。

それ以外の竜舌蘭で製造された酒はメスカルと呼ばれるそうです。

Photo_2 Photo_3 樽熟成させないホワイト・テキーラと、熟成させた淡黄色のゴールド・テキーラがあります。アルコール度数は4050%。カクテルではホワイト・テキーラがよく使用される。

テキーラ(Tequila)の語源は原料であるアガベ・アスール・テキラーナ (Agave Azul Tequilana)の産地ハリスコ州の町サンティアゴ ・デ・テキーラ(Santiago de Tequilaの名前からきている。この町は単にテキーラと呼ばれるのが一般的だそうです。

Photo

したっけ。

コメント (14)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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