都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
テキーラが生まれたのは、まったくの偶然がきっかけでした。
18世紀半ばスペインによるメキシコ統治時代、ハリスコ州の西方に位置するシエラマドレ山脈のメキシコ、テキーラ村に程近いアマチタリャで大きな山火事が起こりました。この山にはサボテンだけでなく、竜舌蘭(りゅうぜつらん:マゲイ)が繁茂していました。
焼け跡には黒焦げになった竜舌蘭(マゲイ)がたくさん転がっていました。あたり一面に漂う匂いに不思議に思った村人がその1つを押しつぶしてみると、中からチョコレート色の汁が滲み出してきました。舐めてみると上品な甘さがありました。竜舌蘭(マゲイ)の株が熱で砂糖に変わっていたのです。
原産国メキシコのイメージから、テキーラはサボテンで作られている酒だと誤解している人もいますが原料は竜舌蘭というアロエに似た彼岸花科常緑草です。メキシコでは竜舌蘭はアガベ(Agave)、またはマゲイ(Maguey)、メスカル(Mezcal)と呼ばれています。
その後スペイン人がこの汁を絞って発酵させ、蒸留し、無色の蒸留酒を造りました。こうして出来上がったのが、テキーラなのです。
それから蒸留工場は良質の竜舌蘭を求めてテキーラ村に集まりました。ということでここテキーラ村が本場となりました。
テキーラ(Tequila)の原料は、という植物の根茎。竜舌蘭は多種ありますが、その中でもメキシコ市の北西、ハリスコ州テキーラ村特産のアガベ・アスール・テキラーナ種Azul Tequilana)で造られた酒だけを「テキーラ(Tequila)」と呼ぶそうです。
それ以外の竜舌蘭で製造された酒はメスカルと呼ばれるそうです。
樽熟成させないホワイト・テキーラと、熟成させた淡黄色のゴールド・テキーラがあります。アルコール度数は40~50%。カクテルではホワイト・テキーラがよく使用される。
テキーラ(Tequila)の語源は原料であるアガベ・アスール・テキラーナ (Agave Azul Tequilana)の産地ハリスコ州の町サンティアゴ ・デ・テキーラ(Santiago de Tequila)の名前からきている。この町は単にテキーラと呼ばれるのが一般的だそうです。
したっけ。