都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
「サバを読む」とは、自分の都合のよいように数をごまかすという意味です。このサバにはいくつかの説があるようです。
鯖(さば)を読・む
《一説に魚市で鯖を数えるとき、わざと急いでその数をごまかすといわれるところから》実際より多く言ったり少なく言ったりして数をごまかす。「―・んで四、五歳若く言う」
大辞泉
その1
「鯖」が大量に捕れ、かつ鮮度低下が激しいため、現在のような冷凍技術がなかった昔の漁師や魚屋が数もろくに数えず大急ぎで売りさばいたのが起源という説。
その2の1
日本海でとれた鯖を福井県小浜から滋賀県を通って京都へ運ぶ「鯖街道」と呼ばれる道があるそうです。水揚げ後、塩をして、急いで運ぶと京についた頃に、ちょうど食べ頃になる。このことから日にちを少なく言うことを「鯖を読む」と言うようになったのが起源という説。
その2の2
鯖は傷むのが早いので、この街道を運ぶ際に傷んでしまう分をあらかじめ余分に荷造りしたことから「鯖を読む」と言うようになったのが起源という説。
その3
語源は鯖ではなく禅宗寺院などで行われる「生飯(さば)」作法であるとするものです。食事の時、僧侶は餓鬼に布施するために自分の飯椀の中から5粒程の飯粒をより分ける。この作法を「生飯をよる」と呼び、転じて「鯖を読む」になったのが起源という説。
その4
昔は魚市場のことを「魚市(いさば)」といって、そこでの数え方を、「魚市読み(いさばよみ)」といっていたそうです。その数え方が目にもとまらぬ早業で、後で数えると数が合わなかったことから、「魚市読み(いさばよみ)」の「い」が抜けて「鯖を読む」になったのが起源という説。
「ああ、昔魚屋のことを、イサバヤって言ったよね。」と思った人は、かなりの年配です。
★おまけ★
鯖(鯖)の語源は、歯が小さいことから、「小歯(さば)」や「狭歯(さば)」の意味、「セバキ(狭)」の略転などの説が有力です。 多数で群れをなすこと から、多いことを意味する古語「サハ」が濁音化したとする説もあります。
★ 小ネタ★
昔、長島茂雄氏が、「鯖」という字を、「魚偏にブルー」と言ったとか・・・。
色々書いたけど、「サバを読む」の語源は、決定打がないってことなのです。
したっけ。