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「イヌサフランの語源」 MY GARDEN 2012.10.04

2012-10-05 10:06:54 | 写真

イヌサフラン(コルチカム)」 ユリ科イヌサフラン属

花色:ピンク、紫、白色

花期:1011

別名:コルチカム、オータムクロッカス

園芸分類:夏~秋植え球根

草姿:立性

耐寒性:強い

草丈:1020cm

原産地:ヨーロッパ、北アフリカなど

利用法:花壇、鉢植え

「イヌサフラン」はクロッカスにそっくりな花なので、よく混乱をおこします。

「クロッカス」は春に咲きますが、「イヌサフラン(コルチカム)」は秋に咲きます

同じ秋に咲く「サフラン」は紫色で「アヤメ科クロッカス属」、「イヌサフラン(コルチカム)」は「ユリ科コルチカム属」です。

花の咲くころには葉はなく、翌春になって線形の葉が出てきます。葉は夏になると枯れてしまいます。花がいきなり地面から出ているのは不思議です。

サフランは安全ですが、「イヌサフラン(コルチカム)」は「コルヒチン」という猛毒がありますので、球根を食べると危険です。

「コルヒチン」はアルカロイドで、誤食すると呼吸麻痺を起こすこともあるそうです。潜伏期間が長いため自覚症状が出たときには、手遅れになる場合があるそうです。

コルヒチンは痛風治療薬の原料となります。

アルカロイド【alkaloid

植物体に存在する、窒素を含む特殊な塩基性成分の総称。一般に、少量で動物に対して強い生理作用をもつ。ニコチン・モルヒネ・コカイン・アコニチン・キニーネなど。植物塩基。

大辞泉      

和名の由来は、サフランに似ているが食材として役に立たないことからきている(サフランはフランス料理の食材)そうです。

一般には「コルチカム(Colchicum)」の名で流通しています。

コルチカムはクロッカスではないのに、英語で「オータムクロッカス」と呼びます。

見分け方は、雄蕊の数です。コルチカムは6つで、クロッカスは3つです。サフランは花色が紫で朱色のメシベがあるのが特徴です。

花言葉は、「永続」、「華美」、「回顧」、「永遠」です

20121003001

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したっけ。

コメント (8)
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倉内佐知子

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