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団塊オヤジの短編小説goo

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「銀杏の語源」について考える

2012-10-12 10:32:22 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

イチョウ」の葉が黄色く色づくと、秋も最終段階を迎えます。しかし、今年は我が家の「イチョウ」の葉はまだ青々しています。

Photo_2 中国でイチョウは「鴨脚樹」とも書きます。中国では宋の時代、アヒルの足のことを「鴨脚」と書き、「ヤーチャオ」、「イチャオ」、「ヤチャウ」などと発音しましたそうです。

中国南部ではこれを「イーチャオ」と発音するそうです。

つまり、「イチョウ」の名は水かきを持ったアヒルの足に由来しているのです。

この、「鴨脚」の音「ヤーチャオ」「イーチャオ」が転訛して「イチョウ」になったというのが現代では定説となっています。

漢字の「銀杏」は、実の形が「杏(あんず)」に似ていて殻が銀白あることに由来しています。

Photo_3銀杏」は、唐宋音の「ギンアン」が転訛してギンナンとなったそうです。江戸時代に編纂された「毛吹草」や「和漢三才図会」では、もとの音にもとづいて「ぎんあん」とルビをふっているそうです。

また、「公孫樹」とも書きますが、これは植樹してから、孫の代になって実が食べられるという意味だそうです。

「イチョウ」の栽培が始まったのは11世紀頃で、中国の宋の時代だそうです。

その実は「鴨脚子」もしくは「銀杏」と呼ばれ重宝されていました。

元の時代には栽培化が進み、中国では一般庶民の口にも入るようになりました。

「イチョウ」の木は寿命が長いといわれていますが、日本にある「イチョウで」、樹齢が千年を超えるものはないそうで、鎌倉時代以降に中国から持ち込まれたと考えられています。

日本では銀杏を「ギンナン」と読めば、イチョウの実をいい、樹のほうは「イチョウ」と読んで区別していますが、中国語の「銀杏」(インシン) 」は、同じ音で両方を意味するそうです。中国語でも、木と実をとくに区別していうときは、「鴨脚樹(コンスンシュウ)」「鴨脚子(イーチエフ)」といったりするそうです。

中国では、時代や地方によって発音が異なるので、いつ何処から伝わったかで日本語にも影響が違ってきます。

いちょう【銀杏/公孫樹/鴨脚樹】

イチョウ科の裸子植物。一科一種。落葉高木で、高さ約30メートルに達する。葉は扇形で中央に裂け目があり、秋に黄葉する。雌雄異株。春、葉の付け根に、尾のような雄花、柄のある2個の胚珠(はいしゅ)をもつ雌花をつけ、4月ごろ受粉し、9月ごろ精子によって受精が行われる。果実は丸く、外種皮は熟すと黄橙(おうとう)色で、内種皮は白い殻となって種子を包む。種子は銀杏(ぎんなん)とよばれ、食用。幹や枝から気根を垂らすことがあり、乳(ちち)の木ともいう。中国の原産で、盆栽や街路樹に多用され、材は碁盤・将棋盤などに使われる。《季黄葉=秋 花=春》「散る遠くに風の音すれば/風生」

(やじり)の一種。イチョウの葉の形をしたもの。

「銀杏頭(いちょうがしら)」の略。

紋所の名。イチョウの葉を図案化したもので、多くの種類がある。

◆江戸時代以来、語源を「一葉」と考え、歴史的仮名遣いを「いてふ」としてきたが、「鴨脚」の宋音ヤーチャオに由来するもので、「いちゃう」が正しいとする。

大辞泉

これは、定かではない話しなのですが、面白いので書いておきます。

香港人は本当に鴨脚料理が大好きで、よくこれを食べにレストランに出かけるそうです。しかし、その足がアヒルの足か、ガチョウの足かは、気にしていませんが、左足か右足かは大いに気にするというのです。

 Photo_4 香港人は左足でなければ食べないというのです。その理由は、ガチョウは夜寝るとき、一本足で立って寝るそうです。このときに、決まって左足で立って寝るというのです。だから左足のほうをよく使っているので、右足よりずっと美味しいというのです。

本当でしょうか?

Photo

したっけ。

コメント (8)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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