年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

暇つぶしの語源遊び

2024年01月10日 | 宅老のグチ
暇な時に中国検索システム(百度)を見ている。どんな話題がトップに出ているかを見ている。
 そしてその比較の基準を先の大東亜戦争時の大本営の発表記事と比較して見ている。戦争中の日本はミッドェー海戦後に敗戦に向かっていたが、新聞報道では局地の勝利を強調していたり、さらに玉砕でも戦闘員を讃えていた。
 年明けの中国の百度は必ず景気の良いスタ-トを切った報道が連日のように強調されている。これから中国に不都合な数字が出ることになってくる。最初は昨年の出生者数、次に諸外国の株式相場、2月に入ると一年のイベントで最重重要な春節が来る。その前に一般企業にボ-ナスが出るのだが、そこで農村部の人達が故郷へ戻り、都会の仕事の情報交換をする。この春節の帰郷によって、景気の良い時代は転職が盛んだった。
 景気の景という字は、日の部分は太陽を表し、京の部分は 漢字の上部「亠」と「口」は屋根のある建物を表し、下部の「小」は小高い山、あるいは城門を指し、組み合わせて「小高い丘にある建物」「城門にある物見やぐら」を表しています。この様な語源を解説している本がある。つまり都会という都の高い建物に上がって、周囲を見下ろすように思える。
 気は気分を意味している。景気が良いと言っている百度のニュ-スは不景気な記事を書くと反スパイ法の摘発の対象となるようだ。
 洪水になるような大雨も大地を潤す雨と今なら言うしかない。煙で先が見えない大気でも、元気に稼働している石炭火力発電所と言いかねない。
 素人経済評論家でも無理な好景気報道が政府の対策が甘くなる。景気が良いと報道していたら、なぜ経済対策をする必要性が感じられない。つまり組織の全体を見る人が一人しかいなく、他の人は全体の事を発言すると、謀反人扱いを恐れているようだ。もうすでに中国経済は内弁慶経済となっていて、逆風に対処するスピ-ドが遅くなる。

 本日日本の株価がバブル後最高値となった。

コメント
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