年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

築地の賀詞交換会の記憶

2024年01月19日 | 宅老のグチ
正月明けの築地・豊洲市場のマグロの初セリ価格はいつも気にしていた。毎年1月5日は曜日の関係なく初セリがある。日曜日となる日もあった。ネットでマグロの値段と買主の情報は7時過ぎには出回る。
 午前10時頃に築地・豊洲市場協会主催の賀詞交歓会がある。築地では厚生会館という宿泊施設の広間に300人ほど市場関係者、東京都職員の幹部が集まる。そこで初めて末席で参加して見て、この賀詞交歓会は単なる挨拶の会でなく、東京都の市場行政の意思表明の公開の場であることを知った。このことを社内の人に話し、年始明けの挨拶客の応対を抜けていた。築地・豊洲市場長の挨拶は、築地市場の再整備・断念・移転と年々変化していた。末端は準備をしたり止めたりして、対応に苦労した。会社の意向は移転賛成でぶれていないので、移転に好意的なぶれない業者にはこっそり質問して内情を聞いたこともある。
 築地市場の環境問題で電動タ―レ-の問題が最初に注目した。今の豊洲は知らないがタ―レ-のサイズが青果部と水産部が異なっていた。水産の方が小さい。
 最初に問題となったのが鉛電池の電動タ-レの充電場所だった気がする。そこで東京都が整備していった。運が良いかどうか判らないが水産と青果がバブル崩壊で市場内の充電場所を設置する余地が出来た。初期は馬力が足りないと言われていた気がする。東京都の補助金行政と充電場所の用意で移転が一年延びる前には、場内のタ―レ-は電動化が終わっていた気がする。
 この築地と豊洲の経験からEV自動車一辺倒は危険と思っていた。それは下取り価格の設定がエンジン自動車より、経験が少ない。中国が先行することで焦っているが今の買い替えが2年サイクルもあると言って驚く。車というよりスマホが主体である気がする。そうすると更新のデ―タの保存が中国となるので、戦時に車が動かなることもありそうだ。

 ガソリンフォ―クリフトを買い替えた時、下取り価格が最初の購入価格より高かった。理由を聞くと10数年たった日本の整備の良いフォ―クリフトはガソリンの規制で新型より古い方が粗悪なガソリンが流通している途上国には人気があるという。さらにその印の日本語の使用者名も人気のようだ。フォ―クリフトは左右のハンドル位置問題はない。
コメント
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