断捨離の途中で英語の本が出てきた。叔父の特攻で破壊された部隊の記録の本だ。
The Death of the 808: The True Story of Lst 808 ペーパーバック – 2018/2/7
英語版 William R. Bell (著)
The drama and history of LST 808 as she made her way though the south pacific toward her demise during the battle for Okinawa. Possible the only ship in the fleet to be sunk twice by the Japanese.
¥1,844
今はアマゾンの価格でこの値段だったが3年ほど前は800円位だった。この本が日本で買われると思っていなかったらしく、発注後に価格を再度確認すると千円をはるかに超えていた。
この本の中でLe simaと書いてあって、どこの海岸の波打ち際でLST808が煙を出して燃えていた。娘の調査では沖縄の伊江島と思われる。Lと読んだのはフランス語の知識が邪魔しただけで、単なる誤植のような気がする。このような5月20日の台湾の八塊陸軍基地から特攻出撃した叔父の陸軍第八航空師団204飛行隊5名と確認機1名と知覧から出撃した振武隊の特攻作戦でこの時期としては米軍に多大な損害を与えた。このLST808は硫黄島にも参戦していた歴戦の船でこの日の特攻で鉄くずとなって廃棄する船となった。
沖縄県伊江島村は島ラッキョウの一大産地で築地から豊洲へ移った青果仲卸くしやサンが取り扱っていて、宅配が沖縄から航空便でやってくる。また伊江島には昭和20年4月に著名なアメリカの従軍記者が、日本兵に狙撃され戦死し、記念碑がある。戦後に米軍の占領地となった沖縄で劇場が造られ、名前をアニ-パイル国際劇場と命名された。今は劇場は消えたが国際通りという名称が残っている。
自動翻訳で書籍の内容から、5月18日に日本軍の魚雷攻撃を受け、伊江島に停泊中に特攻を受けたようだ。 Lst 808戦友会の記録でも死者が多数出ている。