■ 先日「雨氷」を取り上げたところ友人が自身のブログで紹介してくれました。雨氷はいくつかの条件が整わないと起こらない珍しい気象現象で、長野県では10年に1回くらいしか見ることが出来ない、と説明してあるサイトもありました。
氷でコーティングされた木の枝に朝日があたってキラキラ輝く様は、本当にきれいでした。光と氷による自然の芸術です。今度はいつ観ることができるのか分かりません・・・。
さて、今回は久しぶりの「繰り返しの美学」、取り上げたのは長野県上田市内の某保育園のキャノピーです。
等間隔に並ぶ鋼管柱が11本。柱から持ち出した梁相互を先端で繋ぎ、その位置からテンションロッドで上方に吊り上げてバランスさせています。よく見かける構造です。柱間を繋いだ梁と先端の梁との間に等間隔に母屋材を渡して屋根を形成しています。
屋根の上に突き出た鋼管柱とロッド材は雨にさらされているので、錆びやすいのではないかと気になりますが、すっきりした印象のデザインです。
やはり繰り返しは美しい!