482 東筑摩郡筑北村東条立川
■ 旧本城村の山あいの集落を結ぶ道路沿いに火の見櫓が3基立っていた。道路沿いに細長く集落が形成されていて、その集落を俯瞰するところにこの火の見櫓は立っている。
3角形の櫓に6角錘の屋根、見張り台は3角形だが、手すりは少し外側に広がっていて、椅子の背もたれのような形になっている。床面と手すりの平面形が一致していない見張り台を見たのは初めてかもしれない。
483 筑北村東条岩戸
■ 主要道路を下っていくと次の集落、岩戸にも道路沿いに火の見櫓が立っていた。これは予想通り。立川の火の見櫓とデザインは基本的に同じ。
見張り台の床面と手すりの形の違いがこの写真では分かりやすい。分かりやすいアングルを探して撮ったから当然だけど。
脚元はこんな様子。
484 筑北村東条竹之下
■ 3角形の櫓に6角形の見張り台。床を支える方杖を受ける水平材を架けている。このためにごちゃごちゃしていてすっきり感に欠ける。
脚部はトラス。ホース格納箱と屋外消火栓が設置されている。合併前の村名がそのまま残っている。