透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

この鳥は?

2014-06-22 | D キミの名は?



 日々残業だから、帰宅して湯船にゆっくり浸かってから、よく冷えたビールを飲んで、それから夕食などという日はめったにない。稀にこんな日があると、幸せだな~と思う。このことが日常化している人にしてみれば、ごく当たり前のことで幸せでも何でもないだろう・・・。幸せって相対的なものだと思う。

ぼくは君といる時が、じゃなかった、ぼくは君とゆっくり湯船に浸かってからビールを飲んでいる時が一番幸せなんだ。イカン、アルコール効果が・・・。アルコールなブログじゃないぞ!

今日は休日。朝出かけたが、早々に帰って、お風呂、そして「昼間っからビール」を2回、3回と繰り返していた。いただいた缶ビールが6缶あるので。 湯船に浸かりながら窓の外の高木を見ていると、この鳥が枝にとまって鳴きだした。 ♪ボ~ボ ボッポ ポ~ ♪ボ~ボ ボッポ ポ~

庭に出て写真を撮った。キジバトではないかと思うけれど、どうだろう・・・。 


 


― ロケハン 鉄と鉄を求めて

2014-06-22 | A 火の見櫓っておもしろい



 アルピコ交通上高地線沿線で動く鉄と動かない鉄のツーショットが撮れる場所はないか・・・。

浮かんだのが国道158線沿いに立つ背の高い火の見櫓を望遠するこの場所(松本市波田の渕東駅の近く)だった。

あいにく小雨が・・・。 まあ、今日、22日はロケハンのつもりで、と出かけた。周辺は田んぼ。撮影場所を探して畦道を歩いていると、踏切の警報機が鳴りだした。で、急いでその場所で撮ったのがこの写真。

秋、黄金色の田んぼの中を走る白い電車、背景に火の見櫓という風景がイメージできた・・・。秋の良く晴れた日の午後に出かけよう。 いや、秋まで待ちきれないで出かけてしまうかも・・・・。


 


富岡製糸場 世界遺産に決定

2014-06-22 | A あれこれ



富岡製糸場が世界遺産に決まったことを祝し、過去ログを載せます。


 ■ 群馬県富岡市にある富岡製糸場の見学に行ってきました(2013年4月13日)。ここには近代日本の幕開けを象徴する建築が建ち並んでいます。

世界最大規模の繭倉庫(東西2棟)と繰糸場という主要な施設を広大な敷地(53,738㎡)にコの字形に配置しています。コの字の中に繭の乾燥場と蒸気釜所、鉄水槽などを配置し、コの字の外側すなわち敷地外周に女工の寄宿舎、工場建設の指導にあたったフランス人ポール・ブリュナの家族の住居(といっても面積は916.8㎡と広い)や病室付きの診療所、フランスから招いた女性技術者(女工に技術指導をした)の宿舎、検査人館などを配置しています。

明治政府が日本の近代化を生糸の生産と輸出に賭けて建設した富岡製糸場。これだけの規模の施設を構想したことと、それを1年数ヶ月で完成させた明治時代の日本の底力に驚きます。140年経過して今なお健全な建築、当時の職人たちの技術の確かさに敬服します。

 

▲ アプローチ道路正面のアイストップは富岡製糸場の東繭倉庫、1階中央のゲートが印象的。ヨーロッパの古い都市空間を思わせる構成。


東繭倉庫 木骨レンガ造2階建て 和の真壁と洋のレンガ 桁行方向の長さ104.4m 梁間方向12.3m 高さ14.8m 明治5年建設



▲ 東繭倉庫正面(東側)外観 木のフレームと両開き扉の繰り返しの構成が美しい。 繰り返しの美学!



▲ 妙義山から伐り出されたという杉材、現甘楽町につくられた窯で焼き上げたレンガ、下仁田の石灰を主成分とする漆喰、連石山(甘楽町)から伐り出してつくられた礎石、地元地消でつくられた施設

柱脚と礎石の固定方法は?



▲ アーチの中央頂部のキーストーンに彫り込まれた建設年 明治五年



▲ レンガ造アーチの端部と柱の取り合い




▲ 2階床の合わせ梁の小口 雨対策は?



▲ フランス積みのレンガ壁



▲ 裏面(西面)外観 バルコニー式の外廊下



▲ 内観 東繭倉庫1階内部(展示スペース)  木の白い通し柱と2階の床梁

繰糸場 木骨レンガ造平屋建て 桁行方向の長さ140.4m 梁間方向12.3m 高さ12.1m 明治5年建設



▲ 繰糸場北面外観 ガラスはフランスからの輸入品、とガイドさんの説明



▲ 繰糸場の内部  木造トラス これぞ繰り返しの美学!  


 以下過去ログに追記

日本の世界遺産リスト

文化遺産
 1 法隆寺地域の仏教建造物(1993)
 2 姫路城(1993)
 3 古都京都の文化財(1994)
 4 白川郷・五箇山の合掌造り集落(1995)
 5 原爆ドーム(1996)
 6 厳島神社(1996)
 7 古都奈良の文化財(1998)
 8 日光の社寺(1999)
 9 琉球王国のグスク及び関連遺産群(2000)
10 紀伊山地の霊場と参詣道(2004)
11 石見銀山遺跡とその文化的景観(2007)
12 平泉(2011)
13 富士山(2013)
14 富岡製糸場と絹産業遺産群(2014)

自然遺産
 1 白神産地(1993)
 2 屋久島(1993)
 3 知床(2005)
 4 小笠原諸島(2011)


 

 


いただきもの

2014-06-22 | D 切手

  知人と友人の違いについては既に書きましたが、もう一度書きます。

用事が無いのに電話できる人が友人、用事が無ければできない人が知人。この説明はなるほど、確かに、と思います。ぼくの定義は一緒に食事をしたことがある人が友人、無い人が知人です。どうでしょうか?

朋有り、遠方より来たる。亦た楽しからずや。    

安曇野が大好きなふたりとは食事をしたことがあるので友人、その友人と久しぶりの再会。いただきものは新潟限定ビイル風味爽快ニシテ。 

cさん、Mさんまたいつか会いましょう。


 



Fさんも食事をしたことがあるから友人。先日貸した本にこの切手が礼状と一緒にはさんでありました。「昆虫本」だったから「昆虫切手」なのかも。 

Fさんありがとうございました。


 


四国遍路にあこがれる

2014-06-22 | D 新聞を読んで



 今年、2014年は弘法大師空海が四国八十八ヶ所霊場を開創されたと伝えられる年から1200年目。先日(16日)の信濃毎日新聞朝刊にアメリカ人遍路に同行取材した記事が掲載された(写真)。

記事に**「寺は好きだけど、寺と寺の間の空間で、ただ歩き、考える時間があることが、より大切だ」**というアメリカ人遍路・ケンドリックさんのコメントが載っている。

記事によるとケンドリックさんはアメリカで金融関係の仕事に4年間従事してたそうだが、仕事を辞めたその日に、日本行きの飛行機に乗ったという。

歩きながら人生を見つめ直す。1,200kmもの遍路道を歩いていると、自然に人生の来し方を振り返り、行く末を考えることになるのだろう・・・。

歩き遍路をしながら、路傍の草花を愛で、野鳥のさえずりを読経と聞く・・・。旅の宿でその日の出来事をブログに詳細に書く・・・。きっと有意義な日々になると思う。