透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

― 動く鉄 動かない鉄

2014-06-08 | A 火の見櫓っておもしろい

 
夏のフォトアルバム 鉄のある風景  塩尻市宗賀牧野にて 撮影日140608 

 松本市内のとあるカフェのYさんから、火の見櫓と列車のツーショットを撮ってくださ~い、とリクエストされた。なぜ、そうなったのか、ことの成り行きは覚えていないが・・・。その時直ちに浮かんだのがこの場所だった。

地元の農家の方によるとこの火の見櫓は昭和55年(1980年)に、すぐ近くにある火の見櫓(昭和25年頃の建設)の後継として建てられたそうだ。

火の見櫓は動かないから好きなアングルをじっくり探して何枚でも撮ることができるが、列車はあっという間に通り過ぎていってしまう。シャッターチャンスは一瞬だ。撮り鉄の人たちってスゴイな~、と思った。

シャッターを押すのが一瞬遅いと、火の見櫓にかかってしまうから、上の写真はタイミング的にはOKだったと思う。前の列車の時はシャッターを押すタイミングが早すぎた(下の写真)。



本当は3脚を立てて待ち構えていなければならないのだろう。今回は、手持ちで撮った。この写真を撮り終えて、車を停めておいた場所に戻る時、踏切の警報機が鳴り始めた。 



塩尻方面に向かう特急しなのの頭だけが写っている。シャッターを押すタイミングがほんの少しだけ早すぎた・・・。

何回も撮っているうちにタイミングが分かってくるだろうが、撮り鉄でもない私にはかなり難しかった・・・。こんな近くで撮るのは「素人」には至難の技(などと、言い訳を言う)。まあ、列車の先頭部分が写っているだけで、良しとしておこう・・・。


追記:もじもじさんから、連写すればいいじゃないですかという指摘をいただいた。 そうか・・・、高速連写ね。いままで使ったことがなかったから気がつかなかったけれど、確かにそれはいい。


490 上田市下之郷の火の見櫓

2014-06-08 | A 火の見櫓っておもしろい

 
490 上田市下之郷

 東信地方(*1)によく見られる姿・形の火の見櫓。直線的に広がる細身の櫓、上部の平鋼ブレース、カンガルーポケット、4角形の小さな屋根と4角形の見張り台、そしてがに股。

  

屋根と見張り台の端正な造り。このようなデザインも好み。

 

 

  

下から見上げる・・・ 


*1 長野県は地形的、地理的状況から北信、中信、南信、東信の4つのブロックに分けられている。