486 南佐久郡川上村樋沢
■ 見張り台の大きさに比して屋根が小さい。よく見ないと小さな蕨手には気付かない。屋根を支える柱材が細い!鋼板張りの床。
櫓の外側に設けられた踊り場。小屋根の下に半鐘を吊るしてある。平鋼を踊り場の床を支える方杖に使っている。まさか人の体重(荷重)程度で平鋼が座屈することはないだろうが、取り付け方を上下反転して手すりの付け根のあたりから、引張り材として付けた方が構造的な違和感を感じないですむのかもしれない。
脚元。アーチ材と柱材をガセットプレート(部材接合用鋼板)で接合している。このような脚元を見るのは初めてかもしれない・・・。