♪ かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる
夜明けの晩に 鶴と亀がすべった後ろの正面だあれ?
童謡「かごめかごめ」の歌詞は地方によって違いがあるようですが、私が覚えている歌詞は上の通りです。すべったの意味は「滑った」だとずっと思っていました。
ところで、星座の「すばる」は和名で、漢字では昴と書きますが、もともとは統べるという意味からきているという説明を数年前にある方から受けたことがありました。「すばる」は「統べる」から転じたものだということなんです。星座はいくつかの星を統べる、つまり集めてつくられています。
で、先の童謡のすべったですが、滑ったではなくて、統べったではないのかとその時以来思っています。ウィキペディアには滑ると統べるの両方が紹介されていますが、どうも滑ったではなさそうです・・・。この歌の歌詞の解釈については諸説あるんですね~、知りませんでした。
子どものころに覚える歌の歌詞の意味を間違えてしまうことはよくあることです。「蛍の光」の ♪今こそ別れめ を今こそ分かれ目と理解していて、高校で古文を勉強してその誤りに気がつく人も少なくないようですね。
テレビアニメ「巨人の星」の主題歌、♪思いこんだら試練の道を、これを重いコンダラ試練の道をと誤解して、コンダラってなんだろうとずっと思っていたという知人がいます。
♪赤い靴はいてた女の子、いいじいさんに連れられて行っちゃった 異人さんなどという言葉は小さな子どもには無縁ですから、良い爺さんと思ってしまうのも無理からぬことです。
♪雪の降る街をオモイデダケが通りすぎてゆく オモイデダケって一体どんな動物なんだろう・・・。実はこれ、私が小さい頃の疑問です。
こんな誤解、他にもいろいろありそうです。