■ 弘前や角館に行きたいと前々から思っていた(過去ログ)。
全国各地の魅力的なまちはどこも次のような共通する要素を備えているのではないか、という仮説を私は持っている。このことについては既に書いたが(過去ログ2)、ここに改めて挙げる。
①まちが小規模なこと
②まちの全体像が把握できる「俯瞰場」があること
③まちなかを川が流れていること
④まちにシンボル・ランドマークがあること
これらはまちの空間的な構造を把握しやすくするという点で共通する要素。空間的構造が分かりやすいまちは魅力的なのだ。これは分かりにくいこと、理解し難いことは脳が歓迎しない、分かりやすいこと、理解しやすいことを脳は歓迎し、魅力的だと認識するという私なりの前提に立っている。
上掲した①から④の要素に別の視点から⑤としてまちに歴史的な重層性があることを加えたい(*1)。
これらの要素を弘前や角館が備えているかどうか、現地で検証(確認)したい。それで4月27日から2泊3日で出かける計画を立てた。ここ何年かの希望がようやく叶いそうだ。
弘前の近くの黒石市には火の見櫓が何基もあるし、古い消防屯所もある。電車で行くので行動範囲が広くはないが、何基か観てきたい。
桜の開花状況と天気が気になるが、たぶん大丈夫だろう・・・。
*1 魅力的なまちにはこれらの他にも例えば祭りなどのイベントや美味い料理など、文化的な営みもあることは承知しているが、私の関心はこのようなソフトな面ではなく、ハードな面にある。