895 茅野市泉野(中道公民館)の火の見櫓 4脚44(大面取り)型 撮影日170924
■ 高さ約20m、背の高い火の見櫓。真正面から見ると櫓のカーブがよく分かる。上方に行くに従い柱材の間隔は狭まるが横架材の間隔も狭くなり、ブレースの交叉角度はほぼ一定。
面の大きさがここまでになるともはや面取りした4角形とは言い難く8角形とも取れるが4角形(大面取り)とする。この判断は曖昧。技術的判断に曖昧さは禁物。判断基準を明確にしなくては・・・。踊り場は面取りした4角形だが。
下の踊り場には詰所の2階から階段が架けてある。
柱間の長さを測ったところ4.4mだった。アーチ部材を使って脚の付け根を繋いでいるのを久々に見た。これが好ましい姿。踊り場に吊り下げてある半鐘が傾いているのが気になる。