透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

岡谷市川岸上の火の見櫓 ○

2023-01-19 | A 火の見櫓っておもしろい


(再)岡谷市川岸上 諏訪信用金庫川岸支店の近く 4柱44型開放(柱単材)脚 撮影日2023.01.18

 昨日(18日)の火の見櫓めぐりで最初に目にした火の見櫓。既に見ているからと、この火の見櫓の前を通過した。前稿までに載せた火の見櫓を見て、近くまで戻ってきた。で、もう一度見ることにした。


ちょっと寸胴な印象の櫓。見た目もうすこし逓減させてもいいかなぁ、と思う。櫓の中間に踊り場が設けられ、2基の梯子がくの字形に掛けられている。脚部はどうなっている? この写真では分かりにくいが、ブレースがない。ガセットプレートには孔があけられている。ブレースが後で外されたのか、初めからなかったのかは判断できない。


屋根下が分かるように露出オーバー気味に撮った。屋根下真ん中に設置されているのはサイレンか。よく見かけるサイレンとは姿形が違うような気がするが。でもサイレン以外考えられない。

半鐘は初めからこの位置にあったのか。半鐘が屋根の中心を外したところに吊るされているのは珍しいことではない。見張り台直下の補強部材やブレース材の設置の仕方が珍しい。アーチ部材は見かけるが、下のV形のブレースは稀。


この後、茅野に向かった。


火の見柱(木柱) ○

2023-01-19 | A 火の見櫓っておもしろい


1434 岡谷市川岸東 火の見柱(木柱) 2023.01.18

 インスタにアップされていたこの火の見柱を自分も直接見たいと思った。で、昨日(18日)火の見櫓巡りに出かけた次第。

岡谷市街からJR川岸駅に向かって県道14号を進んで行ったが、この火の見柱を見落として通り過ぎてしまった。天竜川に架かる橋のたもとに立っているものと思い込んでいたが、そうではなく、立っているのは中央東線の上を通る橋のたもとだった(上掲写真 火の見柱後方の橋の下を中央東線が通っている)。先に他の火の見櫓を見て、辰野まで行き、そこからから引き返してきて、この場所に到着できた。


ゴミ置き場に寄り添うように立つ火の見柱の柱は木だ。振れ留めのためにゴミ置き場の壁に固定してある。なんだかいい感じ。


火の見櫓とは違い、火の見柱の構成要素は少ない。 高さ約3m、直径約20cmの木柱の上端に等辺山形鋼をL形に加工し、コーナーを補強したブラケットを取り付けてその先に半鐘を吊り下げてある。厚手の板を下地にして薄い鋼板を張った切妻屋根を載せている。


脚元が腐朽しているのが気になった。撤去される運命にあるのかな・・・。


 


辰野町辰野の火の見櫓 ○

2023-01-19 | A 火の見櫓っておもしろい


(再 過去ログ )辰野町辰野 JR辰野駅の近く 4柱44型倉庫またぎ 撮影日2023.01.18

 岡谷市から県道14号を進んで辰野入り。この火の見櫓も既に見ていて、今回が2度目。初めて見た時(2012年7月)は、いきなり火の見櫓にフォーカスしてしまって、周辺の様子を写していなかった。周辺の状況は火の見櫓の立地上、重要なことなのに・・・。




倉庫またぎ。切妻屋根を辛うじてまたいでいる。辰野町にはこのような倉庫またぎが他にもある。火の見櫓と倉庫をそれぞれ別に建てるだけの用地が確保できなかった、くらいしかこうする理由が思い浮かばない・・・。





岡谷市川岸東の火の見櫓 ○

2023-01-19 | A 火の見櫓っておもしろい


1433 岡谷市川岸東 4柱44型正面オープン三面ブレース囲い 撮影日2023.01.18

 前稿に載せた火の見櫓の前の道路を車で数分進んだところで、この火の見櫓と出合った。


あれ、なんだか珍しい姿形だと思った。見張り台の鋼鈑張りの床の半分がスライドしている。「なるほどねぇ、こういうつくり方もあるのか・・・」。


見張り台の手すりにもリング(*1)付きの交叉ブレースが使われているせいだろうか、やけにリングが多いという印象を受ける。


櫓の中間の踊り場の床も鋼鈑製で櫓水平構面の半分しかつくられていない。


火の見櫓の手前に防火水槽が設けられている。


4つの構面の内、1面だけ、交叉ブレースを設置しないで、梯子を上り下りするための開口にしている。開口上部のガセットプレートにはブレース用の孔があった。梯子には板が充てがわれ、登ることができないようにしてある。岡谷市内でよく採られている方法だ。


*1 リング式ターンバックル


チャームポイントは ○

2023-01-19 | A 火の見櫓っておもしろい


(再)岡谷市川岸東 3柱〇5(KP)型ロング三角脚



初見かなと思ったが、2019年7月に見ていた。過去ログ

県道14号を岡谷市から辰野町に向かって走り、途中左に入る坂道をしばらく上ってこの火の見櫓に着いた。

この火の見櫓のチャームポイントは櫓の外側にちょこんと付けられている見張り台。梯子に立った状態で半鐘を叩くこともできるが、小さな見張り台を付けてあるところが実に好い。円形の屋根の下にやはり円形の笠付きの街灯を設置してあるが、これも好い。他のデザインの街灯ではだめ、これしかない。


 


今年初めての火の見櫓巡り ○

2023-01-19 | A 火の見櫓っておもしろい

 昨日(18日)今年初めてやぐった(やぐる 火の見櫓を観察するという意味の動詞 )。やぐり先は岡谷市の川岸と茅野市内。車の走行距離約115km、歩数約5,200歩。やぐる時はかなり歩くから、健康にも良い。好きなことで心ウキウキは健康に良い、たぶん。13基見たが既に見ていた火の見櫓もあったし、初めて見た火の見櫓もあった。以下、順次載せていく。



(再)岡谷市川岸中 4柱44型トラス脚(短い) 撮影日2023.01.18







過去ログ に詳しく書いているので、今回は写真の掲載に留める。