透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

岳の幟

2014-07-17 | A あれこれ



 塩田平を走る別所線の電車と火の見櫓のツーショットを撮りに出かけたのは13日(日曜日)のことだった。ちょうどその日、別所温泉で雨乞い行事の「岳の幟(たけののぼり)」があった。

新聞記事(14日付信濃毎日新聞朝刊)によると、この行事は室町時代、1504年の干ばつを機に始まったとのことで、国選択無形民俗文化財だという。

当日は朝4時ごろ、地元の自治会の役員ら約30人が夫神岳(おがみだけ)山頂に向かい、山頂の祠に反物を奉納して五穀豊穣と無病息災を祈願したそうだ。その後、幟を掲げながら下山。午前8時ころから温泉街で行列をはじめ、花笠を頭に載せた地元小学校の女子児童が「ささら踊り」を披露した、という内容を記事は伝え、写真も載っている。

事前にこの行事のことや行われる日時を知っていれは早朝に出かけて華やかなささら踊りを観たのに・・・、残念。

街には竹竿に色とりどりの反物を付けた幟があちこちに飾ってあったので、何だろうと思って写真を撮ったが、この行事の幟だったのか・・・。


 


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