■ 岡山市在住のOKさんから岡山県総社市の地域誌「然 ZEN 2023.秋」号が送られてきた。OKさんは火の見櫓が縁で知り合いになった方。OKさんはこの地域誌に総社市内の火の見櫓について寄稿している。市内の火の見櫓の分布状況、火の見櫓の型、半鐘等について調査、地道な取り組みによって得られた知見を紹介している。このような取り組みをしている方と情報交換できることは大変有難い。
封書に貼られていた切手は2種類。
□ 100円切手は1989年8月19日発行の第3次国宝シリーズ「神人車馬画象鏡」。調べるとこれは奈良県河合町佐味田宝塚古墳から出土した古墳時代、4~5世紀の鏡で重要文化財に指定されている。1989年発行ということは34年も前の切手ということになる。
□ 4枚貼られていた10円切手はもっと古く、1966年だから57年も前に発行された名園シリーズ「偕楽園」。随分趣のあるデザインだ。
1966年ころ封書の送料はいくらだったんだろう・・・。調べてみた。ちょうど1966年(昭和41年)の7月に郵便法が改正され、定形外の封書は50gまで25円、100gまで35円になっている。送られてきた地域誌の重さを量ると約80gだったから35円だ。それが現在は140円か・・・。