透明タペストリー

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「恋のハレルヤ」

2016-09-21 | A あれこれ

ハレルヤ 花が散っても
ハレルヤ 風のせいじゃない
ハレルヤ 沈む夕陽は
ハレルヤ 止められない
愛されたくて 愛したんじゃない
燃える想いを あなたに 
ぶっつけただけなの
帰らぬ あなたの夢が 
今夜も 私を泣かす

愛されたくて 愛したんじゃない
燃える想いを あなたに
ぶっつけただけなの
夜空に 祈りを込めて
あなたの 名前を呼ぶの

 NHKのラジオ深夜便、朝4時過ぎからの「明日へのことば」というコーナーで作詞家・作家のなかにし礼さんへのインタビューを放送していました。その中でなかにしさんは黛ジュンのデビュー曲「恋のハレルヤ」の歌詞について、若いときの乏しい恋愛体験では作れないということが前作(タイトルは忘れました)の反省から分かり、戦争体験を恋歌に置き換えたということを明かしていました。

燃える思いを あなたに ぶっつけただけなの  この「あなた」とは国家、日本のことと理解してよさそうです。歌詞の根っこにあったのは戦争体験だったんですね。

満州生まれのなかにしさんは終戦後、家族とともに命からがら日本に引き揚げてきたそうですが、その壮絶な体験が作詞家としての原点なんですね。

この「恋のハレルヤ」を作詞したことで作詞家なかにし礼が誕生した、こんな風に語っていました。作詞工場ができたとも語っていたように思います。

黛ジュンの曲では「天使の誘惑」が好きですが、この歌の作詞もなかにし礼さんだとは今まで知りませんでした。


* 本稿には私の記憶違いから正確でない記述があるかもしれません。


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2 コメント

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黛ジュンさん (菜の花)
2016-09-21 22:58:42
こんばんは。
黛ジュンさんの歌をご存じなのですね。
「恋のハレルヤ」の意味、奥深いのですね。私は「霧のかなたに」が好きで一番の歌詞を(あとは歌えない)よく口ずさんでいました。これもまた意味深いのかな?
歌っていいですね。
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菜の花さんへ (U1)
2016-09-22 05:45:42
コメントありがとうございます。
黛ジュンの歌、知ってます。
「霧のかなたに」は切ない恋の歌ですね。
この歌も好きです。
そうですね、なにかメッセージが込められて
いるのかもしれませんね。

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