KYさん手づくりのチーズケーキ
適度な酸味があり、しっとりしていて、美味だった。このケーキを撮るとき、Y字路の▽敷地を意識してアングルを決めた。残余地を出さずに、建物をめいっぱい建てるとこんな感じになるかな。
2025.02.22
■ 既に書いたが『Y字路はなぜ生まれるのか?』重永 瞬(晶文社2024年10月23日初版、2025年2月10日3刷)を読んでY字路に興味を持った。Y字路の鑑賞(重永さんは観察ではなく、鑑賞ということばを使っている)の視点は本書に網羅的に示されている。
中町通りを歩いて松本市美術館に向かう途中で脇道に入って、このY字路に遭遇した。右側の道路の奥はまつもと市民芸術館。ここから左の細い道を通って、美術館まで5,6分だった。
このY字路は隅切りされているので、建物もそれに合わせるように、トンガリ角を落として壁面をつくっている(和室の柱も同様で角を落とす。これを面取りという)。建物にもっとトンガリ感があれば好いのだが・・・。
あまり広くない残余地には石碑の他に空調機の屋外機や青色や黄色の平型のメッシュパレットなどが置かれている。それから電柱(右)と引込み柱(左)と松本市の案内看板。どうしても分析的な見方をしてしまう・・・。ぼくは、Y字路にできる三角地がどのように使われているのか、その使われ方に興味を持った。その内、建物のプランも気になってきるかもしれない。
でも、しばらく分析的な見方をしないで、ただ鑑賞することにしよう。
国土地理院/地理院地図Vectorを用いて作成