『天守再現!江戸城のすべて』三浦正幸監修/宝島SUGOI文庫
■ 久しぶりに書店で本を探した。城の本をまとめたコーナーでこの本を手にした。帯に小さく**史上最大規模の江戸城、その内郭と外郭/安土城、名古屋城ほか名城紹介**とある。
パラパラとページをめくって驚いた。復元CGや写真、立面図、断面図等で江戸城はもちろん、広島城、豊臣大坂城、松江城、姫路城、彦根城、駿府城等が紹介されているが、それらの図が実に美しい!
別に城マニアでもないが、買い求めた。文庫本とはいえ、この充実ぶりで700円(税込み)は安い。
真っ先に紹介されているのは安土城天主(現在では「天守」が正式な学術用語、当初は天主と書かれたという注がついている)で、復元南立面図が載っている。本文を読まなくて、図を見て説明文を読むだけでも楽しい。
ずっと後の方には石垣の反りと勾配、石割りの手順や石の積み方も紹介されている。
今週はにわか城マニアになって、この本を見る、いや読む。