『会話を哲学する コミュニケーションとマニピュレーション』三木那由他(光文社新書2022年)
■ 会話についての論考、会話論。
第1章には次のような見出しの節がある。「約束事の形成としてのコミュニケーション」「心理や行動の操作としてのマニピュレーション」 著者が挙げる会話のキーワードはこのコミュニケーションとマニピュレーション。
日常、何気なくしている会話とはいったい何なのか。本書で著者は人気漫画や小説で交わされる会話を取り上げて、それが実は複雑で奥深い営みであることを説いている。
インスタグラムを始めたら、文章を書くことがだんだん億劫になってきてしまった。こうしてブログからインスタに移っていく人が少なくないのではないか。これはまずい・・・。