■『諏訪の神さまが気になるの』北沢房子(信濃毎日新聞社2020年1月20日初版発行、2021年11月30日第6刷発行)
**ミシャグジが集中的に力を発揮する神事は、厳冬期に行われます。大祝(おおほうり)や神長(じんちょう)は旧暦12月から翌年の3月まで、前宮の下方にあった神殿(ごうどの)(大祝の屋敷)近くの御室(みむろ)と呼ばれる建物にこもって、神事を行いました。御室とは、冬ごもりのために大穴を掘ってその中に柱を立て、棟を高くして萱を葺いた、半地下の竪穴住居に似た建物です。**という記述が『諏訪の神さまが気になるの』にある(同書200頁)。
今日(22日)岡谷市のスカラ座まで出かけて、ドキュメンタリー映画「鹿の国」を観た。諏訪信仰。自然崇拝する諏訪の人びとの暮らし。豊穣の願い。
この映画の見どころは上掲文にある御室の中で行われていたという神事の再現。600年前に途絶えたという神事を断片的な古文書を読み解いて再現している。厳かなというイメージからは遠い。
*****
同じ座席のチケットが2枚。なぜ? どういうこと?
買い求めたチケットをどこかにしまい忘れてしまい、再発行してもらったから。開映時刻が迫っていたので焦って、しっかり探さなかった・・・。
家に帰って、リックサックのポケットをキチンと探したら出てきた・・・。映画館でも探したけど。こんなことは初めて。数分前に買い求めたチケットをどこにしまったのか覚えていないなんて・・・。