89枚目 自転車で世界一周した小口良平さん
2007年3月から約1年かけて自転車で日本を一周し、その後2009年3月から7年半かけて世界を一周した小口良平さん(長野県岡谷市出身)の講演会が17日の午後1時半から塩尻のレザンホールであった。
講演で印象に残ったのは、「こんにちは」「ありがとう」「おいしい」この3つのことばと笑顔さえあれば世界中の人たちと仲良くなれるという話だった。
「こんにちは」ということばで相手に関心を持ってもらい、何かしてもらったら「ありがとう」で自分の心を開く。「おいしい」ということばは相手の国の食文化をほめて、その文化を受け入れることになる。
それから「百聞は一見にしかず、百見は一験にしかず」ということばにも説得力があった。
講演会のあと買い求めた小口さんの著書『スマイル! 笑顔と出会った自転車地球一周 157ヵ国、155,502km』にサインをしてもらった。その際渡した名刺が89枚目だった。