北側(道路側)外観
■ 安曇野市内にあるかつて養蚕に使われていた繭蔵。木造3階建て、明治27年建設。路上観察、敷地内観察、さらに内部観察もさせていただきました。
1階部分の外壁は下見板張り、上部の土壁には突き出し窓が市松模様に配置されています。鉄板の突き出し窓を開けたり閉めたり、さらに開放する角度を変えて風通しを調整したそうです。市松模様に窓を配置したのは風通しを自在に調整するための工夫なんですね。
南側外観
南側には下屋が付いていますが上部は北側同様に窓が市松模様に配置されています。
蔵の持ち主の方にお願いして内部を見せていただきました(内部の写真は載せないでおきます)。5間×7間の大きな蔵です。2本の通し柱が棟木を支えています。棟木は継ぎ手なしの1本もの。桁行方向7間ですからその長さは約13mです。クレーンなどの重機が無い時代のことですから建て方も大変だったでしょうね。
この蔵は県外で再生の計画があるそうです。再生されたら是非見学に行きたいと思います。
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わー!この蔵、私も見てみたいです。
連れて行って下さい!!
この蔵、いいですよね。案内しますよ~。連絡します。