『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、楽しく生きる事
周りにも笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

嬉し、楽し、恥ずかし・・・・

2008年09月10日 | Weblog
いつもの通り、暇なので今度の出向先の部署へ顔見せに行った。
最近は天気が良くて、風も爽やかだから外へ出て自転車で
本社との間を往復するのも、とても気持ちがいい。

今度行く子会社で、本社からの電気設計者が出向するのは僕が初めてらしい。
そして僕の行く部署は、殆どの人が80年代生まれ。
つまり20代の人間が殆どで、若々しい感じ。
出来が悪くても、礼儀正しい人が良いなぁ・・・・・
生意気で、礼儀知らずの若者とはもう関わりたくない。

今度の部署は、僕を知っている人が凄く多い。

まずは社長。
この方には散々叱られたけど、僕の実績を買ってくれていて、
ついこの間までやっていた装置を引き受ける際に、東北大学の教授に
「我社のエースです」と紹介してくれた人。
その時は流石に照れ臭く、自信も無かったから
「エースではなくジョーカーです」と言って、先生達を煙に撒いたことがある。
その後も、名だたる国立大学や研究所の先生達の前で、「高電圧回路」について
プレゼンテーションをさせられた事があった。この時も冷や汗タラタラだった。

次に副社長。この方は僕が初めて高電圧を扱った時に色々指導してくれた恩師。
そして専務はかつて一緒に仕事をしたことがある方。
常務はサッカー部の大先輩で、試合では僕の支配下のディフェンダーだった。
サッカーの話になると、いつも色々教えてもらう尊敬している先輩でもある。
その他にサッカー部の仲間が3人。こいつらは何でも言える仲。
それに、かつて組合で一緒に役員をやっていたメンバーが6人ほど居る。
この連中は、役員時代に荒くれの僕を知っているから、今更格好つけないで済む。
つまり、色んな処に知っている人間が居るので、気分的には凄く楽。
心気一転、頑張ろう!・・・・なんて気張らなくても、良さそうです。

そして今日はちょっと嬉しい事があった。
本社に帰ってきたら、以前に日記にも書いたことがある、僕の仕事での成果を
誉めてくれたAさんにすれ違いザマに呼び止められた。
何でも、今度開発しようとしている顕微鏡の補正回路の件で相談された。
以前、その実務担当者から相談を受けたことがあるのだが、担当者自身が
まだどんなものを作って良いのか?纏まっていないらしい。
間違いないのは、凄く難易度が高く、高電圧技術だけではなく、
いわゆるアナログ技術の知識と経験を要する仕事だと言う事。

色々、話をされて僕はちょっと困惑した。それで、
「実は、今月一杯で他の部署に行くので僕は関われない」と、Aさんに話をしたら
一笑にふされて、
「それならもっと簡単だ。私が社長にお前しか出来ないって言えば、嫌とは言えないだろう」
と言われた。
部署なんか関係ない、誰が出来るのか?が、問題なのだと言われた。

実は今の部内の他の人に相談したけど、仕様書がないと検討できないと断られたらしい。
経験が無いから解からないとか、自信が無いとか口に出せない人に限って
難易度が高い仕事を振られると、そう言って尻込みするのが常套手段。

Aさん曰く、僕は相手の考えが纏まっていないなら、自分で色々考えたアイデアを
こちらから出して、「とにかくやってみよう」と進めるタイプ。
社内で誰もやらない開発のような一発勝負の仕事ばかり、僕がやらされてきたのも、
そういう資質を持った人間が開発には必要だからなんだ・・・
とAさんに強い口調で言われた。
数ヶ月前に、専務から「野武士のように仕事をする人間」と言われたが、
Aさんも全く同じ事を、僕に話してくれた。

部署を出て行く事なんか、全くどうでも良い事だとも言われた。
Aさんは、いつも僕の事を誉めて、きちんと評価してくれる。
何だか、良く解からないが凄く嬉しかった。
Aさんと別れて席に戻る時に、すれ違った人に
「嬉しそうな顔してどうしたのですか?」と言われ、ちょっと恥ずかしかった。
コメント
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