『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

呑気だなぁ・・・・

2009年02月08日 | Weblog
劇団の稽古もこれから毎週、昼から夜九時までになる。
そういう意味では、夕方に終わる稽古は今日が最後。
稽古を休む人が多いので、なかなか通し稽古に至らない。
今のところ、1幕の稽古を断片的に進めている状況。

そういう状況だから、居ない人の部分を出番が無い人が
代役をやって、芝居の流れを作ってゆくのだけれど、
特に男性のお休みが多いって言う事情もあって、
今年から僕も積極的に代役をやっている。

ところが、この代役って言うのが、ものすごく面白い。
とにかく責任が重くないうえに、下手糞でも文句を言われないから
逆に伸び伸びと好きな演技が出来たりする。
時には本役の人より、上手くて受けが良かったりするし、
いわゆる笑いを取る「美味しい役」を本人が居ないときにやらせてもらって
皆を笑わせてみたり・・・・

そうこうしながら、今日は場面毎に何度も細かい修正を入れたり
個人的に演技が上手く行かないところを反復しての稽古。
僕は、今週から台本を持たないで稽古している。
台本を持っていると、上手く動きが出来なかったり、
かえって台詞が出なくて、芝居の流れが作れなかったりする。

その中で、稽古しながら笑ってしまったシーンがあった。
身内だけに姿が見えて、会話も出来る幽霊相手に、
遺産目当ての3人娘がやり取りをする。
それを傍で見ている、娘の夫と幽霊の弟子だった僕。
僕の役割は、娘と幽霊のやり取りを見ているだけなんだけど
そのやり取りが面白くて仕方が無かった。

これ、3人娘の役者の技量が高いからなんです。
三者三様のキャラクタで、演技にもそれぞれ特徴と言うか
それぞれがアイデアを持ち寄っている感じがして流石です。

アマチュアだから、それなりに演技に癖があるんだけど、とにかく息があっている。
演出家に言われた通りにやる以前に、自分たちの演技があって
それに演出家が少しずつ手を加えて行く。

簡単なようで、意外に出来ないんですよ。
今回の三人娘は、そういう意味ではこの劇団で最強トリオって
言ってもいいかも知れない。
とにかく稽古の初期段階で、かなりの形が見えてきているから
この先の仕上がりが楽しみなシーンです。

今日はプロの声優で、演技のアドバイスをしていただいているMさんにも
稽古を見て頂いたのだけれど、まだまだ台詞は早口だって言われた。
自分ではゆっくり喋っているつもりなんだけれど、プロが見ると違うんですね。
テンポ良く喋るには、活舌を良くする事が大事なんだけれど
テンポ良くしようとすると、早口になってしまうのが素人。
その辺りを気をつけて、次の稽古に生かさなくちゃ!

さぁて、来週から夜までの稽古です。
去年の公演が7月下旬、今年は5月上旬なので2ヶ月半早い。
つまり去年の感じだと今は5月連休のレベルにないといけないのに
メンバーが全員揃うのが3月に入ってからと、ちょっと呑気な感じ。
僕も何回か休みたいんだけど、そんな事があって、なかなかそうも行かない。
まぁ、頑張るしかありませんねぇ・・・・。
コメント
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