『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

麻薬的快感

2009年02月21日 | Weblog
今日も芝居の稽古でした。
相変わらずメンバーが揃わなくて困っています。
そんな訳で、いつもどおりピンポイントでの稽古。

僕の関わるシーンは数箇所あったのだけれど、とにかく上手く行かない。
原因は単純に、僕の力不足。
過去の公演では、台詞を軽快に言い放つ事と、
立ち止まって台詞を言わず、動きながら芝居をするように言われていた。
経験の浅い僕は、それにやっと慣れてきたところだった。

ところが今回の芝居は、余り動き回るなと言われている。
台詞もメリハリをつけて、じっくり言うように注意される。
稽古の後に座長らと一杯やって、色んな話をしたのだけれど
とにかくもっと落ち着いた芝居をしないと駄目みたい。
判ってはいるんだけど、簡単には直らない。

そんな事もあって、今日は自分の関わらないシーンはじっくりと
他の人の演技を見学した。
座長が芝居の振りを直す時に、自分でやってみせる。
これが実に素晴らしい。悔しいけど、誰よりも上手い。
そして、座長は全てのシーンで個人個人の仕草や振りが
既にイメージできているという事も感じて感心させられた。

背中でやる芝居と言われるけれど、今日はそれも見せてもらった。
ちょっとした肩や首の動き、体を回す時のスピードや顔の位置。
目線の移動や手の使い方・・・・・
座長の演技は全てが凄く勉強になって、一生懸命見入っちゃった。
メモも沢山書きました。

芝居って、本当に難しくて楽しい。
簡単だったらつまらないのだろうな。
簡単に出来るほうが良いという人には、芝居の楽しさは判らないかも知れない。

少なくとも僕は、仕事に於いて、誰でも出来ることには興味が無い。
誰もやらなかったり、やらずに放っていた事にチャレンジして
苦しみながらも楽しんで、結果を出してきたつもり。
それを解って貰えた時が、一番嬉しかった。

そういう性格の僕には、音楽やサッカーにも共通した芝居って言うものに、
一種の麻薬的な快感があって、たまらなく魅力のある遊びの気がしてなりません。
コメント
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