今日から稽古に完全復帰。
といっても、まだ休んでいる人が居て稽古が進まない。
まぁ、散々休んでいた僕が、そんな事を言える立場じゃないけれど
逆に休んでいたことで、僕が皆に迷惑をかけているような事を言われて
嫌な気分にさせられてきたのは、いったい何だったの?って感じ。
でも正直言って、最初は気持ちに全然気合が入っていなくて
台詞のきっかけを外したり、台詞が飛んじゃったり・・・
確かに、迷惑をかけているなとは感じながらの稽古だった。
代々木オリンピックセンターは広くて、前面に鏡があるから
ダンスの位置や、振り付け、芝居の部分でも絵的なバランスを
意識しながら稽古できるというやり易い稽古場。
普段はバレエやダンスの練習に使ったりするみたいで
体育館とはいえ、普通の体育館とは趣が違うのです。
今日は僕が歌う曲の構成が変わって、ちょっと戸惑った。
僕の歌う曲は僕にはキーがちょっと低く、女性にはちょっと高い。
それで最初に歌う女性のキーを低くして、一小節で転調して
僕のキーに戻るという話を、出番の直前に聞いただけ。
経験的に、前の人のキーに惑わされて音が取れないんじゃないか?
って、ちょっと心配した。
事前に音を聞かせてくれたらちょっとは違ったのだけれど
まぁ、仕方が無い。休んでいる人には情け無用といったところでしょう。
それで練習無しでいきなり通し稽古のなかで唄の場面。
予想に反して、ちょっとキーが高い気がしたけれど
何とか音をつかんで歌に入れたけれど、元々ブレス(息継ぎ)が
凄く難しい曲なので、途中で息切れしちゃった。
でも、音を外すという一番屈辱的なことにはならず良かった。
昔から、僕らのバンドのコーラスは空いているパートを見つけて、
いわゆる「椅子捕りゲーム」になるので音をすぐに探す癖がついている。
そういう経験が、こんなときに役立った気がした。
しかし、今回の唄は思った以上に難しい。
メロディーがシンプルで判り易いから、逆に唄の粗がもろに出る。
その上、メロディーが凄くゆったりと綺麗な曲なので
自分の唄の力量を測られるようで、ちょっとプレッシャがあるかな?
さて、本番までにどれだけ自分の唄に出来るのか?楽しみです。