『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

『人生は一度きり』

2011年04月20日 | Weblog

今年の劇団公演が来月14日(土)、15日(日)の両日で行われます。

今回の芝居は元々老人ホームなのだけれど、住民の殆どが
かつて舞台やスクリーンで活躍していた面々という設定。

歳を取っても、意欲旺盛という一癖もふた癖もあるメンバーが
繰り広げるドタバタミュージカル。
その面々を詐欺師が騙して・・・というお話。

ところが、実際に稽古してみると全然、役者に癖がない。
そこらに居るおばさんやおじさんの集まりになってる。
みんな、もっと癖のある役柄だと思うのだけれど、
まだ今の段階では、役に成りきっていない人が殆どかな?

僕自身も、癖のある役作りが出来ていないから、
あまり他人のことを言っている場合じゃないと思うんだけどね。

僕は稽古不足の上に、役どころが良く判らない。
というか、一昨年の芝居以外はいつもそうなんだよね。
僕の実力不足が一番の原因なんだけれど・・・

今回は誰かと絡むようで、全くそうでない。
ある女性に言い寄るんだけど、振られてしまう役。
その前のアプローチも無ければ、振られた後の芝居もない。
何だか、役どころが上手くつかめないのです。
今年は、そういう類の他人と絡むシーンが殆ど無いから
とにかく稽古していても面白くないのですよ。

3年前と去年はひどかった。
役作りしても、ことごとく相手役に崩された。
えぇ・・・?台本読んでるの?って言いたくなるほど
可愛くも、色気もない役作りをされて、困惑した。

おまけに、演出がそれを認めちゃうから、週末の稽古まで
一生懸命役作りを考えていたことが、阿呆らしくなっちゃったり・・・
それと、演出はリアルな演技が好きじゃないみたい。

それでも去年は、先生に『今の役作りでぶれるな』って励まされて、
コンビを組んだIさんとも、芝居の中で思い切り遊べたから
そういう部分では楽しくて良かったけど・・・

悪役なら、お客さんが顰め面するような役作りしても良いと思うけど
そういう役作りは好きじゃないみたいです。
だから悪役も、『良い人が悪を演じている』みたいになっちゃう。
それがこの劇団のカラーなんだって、割り切るしかないのです。

それでも、Brog仲間の劇団員リルさんは上手く役作りしてるかな?
まぁ、毎年似たような役どころなのだけれど、
台詞の言い回しとか、台本をよく読んでるなって気がする。

『人生は一度きり』って、タイトル。
タイトルが恥ずかしくない芝居を、わざわざ来て頂くお客さんに
元気を分ける芝居を見せたいと思っている。

コメント
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