『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

劇団ステージドア 今日も稽古@築地

2011年04月29日 | Weblog
今日は築地にある朝日ホールのリハーサル室での稽古。
やっと、通し稽古ができる状況になってきたけれど、
相変わらず、欠席する人が居てなかなか芝居が出来上がらない。

仕事の関係だから、仕方がないにしてもやっぱりこの時期の稽古に
人が居ないのは、どんなに上手い演技をしても、一体感は少ない。
サッカーで言うチームプレイが出来ずに、個人技に頼るような感じ。

僕は、サッカーでもチームでやるサッカーが好きで、
誰かの個人技に頼るのは、基本的に好きじゃない。
ゴールを決めるのは個人技でも、そこへ至るまでのチームプレイが
試合のあとに、満足感や達成感に繋がるからね・・・

芝居は、相手役との掛け合いや、台詞のキャッチーボールで
同じ人が同じシーン、同じ台詞を言っても、その都度違って
それにどれだけ対応できたか?
芝居がどう変わったか?
ちょっとした違いを、アドリブや気転を利かせた演技が補って、
そういった部分が、面白いのであって、
見る側にとっても、そういう部分を楽しむのだと思うけど・・・

最初からアドリブ有りきの芝居も、つまらない。
基本は台本通り・・・のはずなんだけどね。
アドリブが横行して、どのシーンのどの芝居なのか?
台本をきちんと読んで、稽古にしている人間にとって
アドリブ三昧の役者は、『台詞が入っていない』としか見えないし
それをごまかすための、ずるい態度だって思っている。

一生懸命、台詞を覚えたり芝居の流れを考えてやっているのが
馬鹿みたいな気分になってくる。
でも、見る側はこのアドリブが好きなんだよね?
そういう芝居は、あまりやりたくないっていうのが本音です。
コメント
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