『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

何だか無性に寂しい

2011年10月06日 | Weblog

今日は実家の解体に備えて、トランクルームの予約。
その後は、エアコンの移設の見積もりをしてもらって
その足で実家に行って、片付けの続き。
実家の片づけをするたびに寂しくなる。

結婚前に僕が使っていた洋間が、納戸代わりになって
そこにはお袋が色んなものをしまっていて、
それをひとつずつ、見ながら処分するものを仕分ける。

お袋の日記がまた出てきた。
まだ元気だった頃、病気が再発し始めた頃・・・・
その都度、色々な不安や心の葛藤が綴ってある。

家財道具も少しずつ整理。
先週は、姪の同僚が一人暮らしを始めるからと言うので
冷蔵庫と、洗濯機、電子レンジを譲ってあげた。
そのせいで、いまや台所は何も無くなってしまった。
人が住んでいる感じが一気になくなるから不思議。

今週末はピアノ、椅子式のコタツ、リグライニングシートなどを
会社の同僚に引き取ってもらう。
どれも、購入して2~3年のものばかり。
捨てるにはあまりにも勿体無いから、使ってもらえたらと思って・・・

花器も週末に梱包して、友人に送る。
今週末にはいよいよ、家の中には家財道具が無くなる。

何だか、妙な気分。
こんな広い家に、お袋一人で住まわせていたんだなって・・・
寂しかっただろうな・・・・
一人でせいせいしてる・・・って、いつも強がりを言ってたお袋。
解っていて、何もしてやれなかった無念さ・・・

この家も、無くなっちゃうんだなぁ・・・・
オヤジやお袋と過ごした、自分の歴史が詰まった家が・・・
そう考えると、何だか自分がやっている事に疑問が湧いたり・・・

ごめんね。お袋・・・
寂しい思いをずっとさせてたんだね。
俺だって、こんな広い家に一人じゃ寂しいもの・・・
話し相手が欲しかったに違いない・・・きっと。
お隣のおばさんが亡くなって、急に元気が無くなったのも
ずっとお互いの話し相手になって励ましあっていたんだろうな・・・

自分の歴史の一部が、消えようとしている。
それを決めたのは自分なのに・・・・
また、帰り際につぶやいた。
お袋、寂しい思いをさせちゃってたね・・・・って

コメント
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