『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

僕は、幸せな世代なのかな?

2011年10月31日 | Weblog

今日、若い奴らと話して、そう思った。
会社で若い世代と一緒に仕事をしていて思うこと。
自己主張がないと言うか、何一つ取っても『俺はこう思う』と言うような
自分の考えや、こだわりが全く感じられないって言うか・・・・

これは戦後教育で、共産党や旧社会党といった左寄りの教員組合の連中が
いわゆる『平等』を謳い文句に、飛び出た個性を作らせない教育を
野放しにして、許していた影響が有るような気がする。

今の子は、『皆と同じ』が好きと言うのを通り越して、頭が飛び出ないように、
喧嘩もしない、口論もしない、といったように争わない方が気が楽で何の疑問も無く、
そういった人間関係が、当たり前に身に付いてしまっている気がする。
よく耳にする『日本と言う国家は、理想的な社会主義国家』
という言葉が、何だか冗談なんかじゃないと思えてきて仕方が無い。

今日は開発の仕事をしていて、設計が上手く行かないことに対して悩む若手に
色々と僕なりのアイデアを伝えたりしたんだけど、若手が言うには
僕は普通の人と発想が違うって言う。
仕事をしていると馬鹿みたいなことも含めて、色んなアイデアがどんどん湧いてきて
その中から特許出願したりするのだけれど、若手にはそういう発想が無い。
僕が普通の人で、若い連中の発想がプアな気がするんだけどね。

それで、色々な経験を話しているうちに僕の経歴に話が及んだ。
僕は20代まで、好き勝手なことをやって、転職を繰り返していたことや
ライブハウスや舞台照明と、今の仕事とは全く無縁なことをやっていたこと。
大学や大学院を出て就職試験を受けて入ってきた若手にすれば、
僕みたいなプー太郎が、曲りなりにも一部上場企業に正社員でいることが
何だか不思議な感じがするみたい。

僕の若い頃の話を聞いて、『好きなことをやってきたのが羨ましい』って言う。
僕は笑って、口には出さなかったけど思ったね。
好きな事をやればいいって・・・その代わり、必死にやらないと駄目だって・・・

明日のことを考えて躊躇するようなら、最初からそんな道を目指さないこと。
若手に言ったのは『俺は他人と同じ事をするのが嫌だっただけ』
今の会社に入っても、結局はそういう部分で変わっていなかった。
他人と違うと言うんじゃなく、誰もやりたがらない事を選んできたって言う感じかな?

その分、敵も多いんだよ。物凄く多かった。
でも、その中で仲間になった人間との関わりは強かったかな?

若い人が、冒険をしないのは教育の影響が大きいとは思うけど
せめて僕の周りの若い人たちには、冒険をして欲しいと思う。
そのために、僕が上から怒られる役目を授かってるんだからね。
じゃじゃ馬みたいな奴が出てこないかな?って、期待してるんだけど・・・・
そのうち、大化けしてくれるかも知れないって・・・・・

そういう意味では僕の若い頃は、周りにいる皆が野心を持っていたから
僕みたいな人間なんて、そこらにゴロゴロいたのですよ。
そういう意味で、僕はいい時代に育った、幸せな世代なのかな?

コメント
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