『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

悩んでしまった・・・・

2012年04月05日 | Weblog

今日は会社の後輩と、喫煙所で二人きりになった時に
いきなり相談めいた話をされちゃった。
この春に小学生になる子供がいる後輩が、
『僕はこの先、どういう気持ちで仕事をしたらいいんでしょうか?』
と訊かれて、何と答えて良いのか?悩んでしまった。

新しい人事制度と称して、いわゆる役職の肩書きを外してライン長は一人。
それが普通の組織構造なんだって、理解はしている。
でも、いきなり『今までの肩書きが無くなります』
と言われ、それに伴って今までの役職手当てもカットされる。
そんな立場になったら大概の人はやる気が失せてしまうんじゃ無いかな?
この僕だって、そんな扱いをされたら、そうなると思うからね。
結局のところ新人事制度は、そういう面で社員の士気が下がって
組織運営にとってはやりにくい、好ましくないものになってしまった。

使えない上司や、匠とか呼ばれてきて胡坐をかいて実際のところは、
大した実績もなかった御仁が今だに居座り蔓延る。
そういう人間が、開発に口を出すから次世代の物が出来ない。
アドバイスと称して、自分が判らないことには否定的になり、
技術の伝承もしないで一昔前の技術とやらを抱えているから、
他に人間が育たない。
という事は、そういう御仁は定年後もアドバイザーとして居残る。

こういう人達も、自分の事しか考えず将来を見据えてこなかった一派。
不思議な事に、こういう人達が皆、横に繋がっていて仲がいい。
公務員の天下りまでは行かないけど、しらけた一派です。
逆に、成果を出して、後輩をキチンと育てても、大して評価されない人間も居る。
公正な評価なんて、そういう組織にはないほうがいい。
そういう人間を大事にしている限りは、意識改革なんて無理な話・・・・・

家庭を持つ第一の目的は、愛する人とずっと一緒に居たい・・・から始まる。
そしてその相手との間に子供をもうけ、跡継ぎとして大事に育てる。
自分の後を継ぐ人を育てるのが、人生の課題・・・・なんじゃないかな?
そのためには、努力を惜しまない。身を粉にして働く。
家族を守るって言うのは、そういうことなんだと思う。

会社や組織もそういう意味では一緒なんじゃないだろうか?
好きじゃないかもしれないけど、自分の仕事に誇りを持つ。
そうやって居るうちに、仕事がだんだん好きになってくる。
上に立って部下が出来たら、自分の後継者を育てる。
そして、次の世代へ繋げる・・・・じゃ無いのかな?

会社における管理職の評価って、どれだけ人を育てたか?以外に
何もない気がするんだけどね。

そろそろ、頭でっかちなばかりで、やる気を一向に感じない若者に、
もう少し様子を見て、変わらないようなら見切りをつけるつもり。
可哀想だとか、もっと手取り足取り教えろとか言われるけど
本人が食いついてこないのに、首根っこ捕まえて教えるほど
今の僕は、お人良しじゃなくなっているからね・・・・。
前の部署でも若造と阿呆な上司に、痛い目に遭わされたから、
欲のない若者や、頭でっかちな奴らを育てるなんて事は
もう、どうでもいいや・・・・って思う。
いわゆる『真面目』な奴なんて、駄目なんだよ。

それに、愛されていない会社に、愛を注ぐほど僕も馬鹿じゃ無くなったからね。
そういう意味で、僕は後輩の問いに答えるものが何もなかった。

コメント
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