この間の日曜日の稽古でのこと
新しく入った21歳の女の子は、ジジ臭い言い方だけど『ぴちぴち』してる。
稽古のときに羽織っているTシャツの肩がはだけたりすると
ちょっとドキドキしちゃうくらい、フレッシュなのです。
アカリちゃんたちはもう少し上の世代のうえに見慣れちゃってるので、
たとえ、そういう事態になってもドキドキするような感覚は湧いてこない。
逆に若いからといって全てが良いのかというと、そうでもない。
僕はむしろ、その上の世代がここ数年で凄く女っぽくなって
色気みたいなものを、普通に身につけて来ていることにドキドキしちゃう。
若い新人を見ながら、座長のエロトーク
『あと何年かしたら、色々経験して色気が出てくるのが楽しみ・・・・』
でも、その後にオチもあった。
『それまで、俺たちが生きていればだけど・・・・』
ちょっと笑えた。
稽古に出かける前に観た「笑っていいとも・増刊号」で
天海祐希が、ミュージカルについて話していた。
「ミュージカルの唄は皆の唄を合わせて唄う合唱ではない」と・・・
彼女いわく、
「ミュージカルの唄は皆の心を合わせて唄う歌」だと・・・
う~ん、さすがは宝塚のトップスター。
でも、実際にそう思うし、ボイストレーナーの石崎先生も
今、僕らに歌を指導している智子さんも、同じようなことを言っていた。
上手く合わせて唄うんじゃなく、心を一つにして唄うから、お客さんに伝わる。
そういうのって解るよなぁ・・・・・
それはミュージカルに限ったことじゃない。会社に置き換えれば、
仕事や開発に対するベクトルを合わせるということなんだろう。
サッカーでも、テクニックじゃなくチームとしてどうするか?だし・・・
そういう意味では、共通ワードは『心を合わせて』と言うことなのかな?
仕事、芝居、音楽、サッカー、確かにそうだ・・・
そうそう、家庭や家族も・・・・だった。