『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、楽しく生きる事
周りにも笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

理屈じゃないね

2012年08月18日 | Weblog

今日は久しぶりに相方と音合わせ。
僕が芝居をやっている間は、実質的に練習が出来ない。
だから芝居が終わった途端に、練習するんだけど
今年は、諸事情が重なって、先週、先々週と練習が
キャンセルになっちゃった。

それでも、僕は僕なりに練習してるし、
相方もちょっと勘が戻れば乗ってくるから
いつもそんなに心配はしていない。
ただ、今回はブランクが長かったからちょっと心配。

それで、今回は唄をしっかり唄う方向で選曲して
ギターの伴奏は出来るだけシンプルにした。
半分はカバーの曲をやろうと、リストアップしたんだけど
何故か、相方が一番得意としているビートルズの
ナンバーを遠慮してるので、あえて僕が選曲した。

こういう点でも、二人でやる音楽は小回りが利く。
とにかく、唄がきちんと唄えればOKだからね。
で、オリジナル8曲とカバー8曲をリストアップ。
来週のライブ前に、もう一度リハして臨むことにした。
でも、今日の練習は実に楽しかった。
笑いが出て、良い時間を過ごした気がする。
理屈じゃないね。楽しいって・・・・

練習後はいつもの雑談。
音楽について、色々と話をする。
ライブでこうしようとか、そういう相談は一切無し。

僕が『心に入ってくる音楽』を芝居と重ね合わせて話す。
上手い演奏より、心に入ってくる音楽がやりたいと・・・
相方は、そういう点では同じ考えみたいだった。

以前の我々が間違っていたのはその点だった。
若い頃は、コンテストに良く出ていて、それなりに
結果を出していたから気がつかなかったこと。

その頃は、いわゆる『玄人受け』する演奏を意識してた。
かっこいいフレーズのギターを入れてみたり、
コーラスも厚みがあって、それなりに揃っていた。
でも、やっていて僕は自分の存在感を感じなかった。

演奏が上手い、コンテスト向けの音楽は良かったかも知れないけれど、
今考えると、今みたいに純粋に音楽を楽しんでいなかった。
思い出してみれば、TBSのディレクターに
『ギターを聞かせたいのは解るけど・・・』って言われたり、
決勝大会で、無難な曲を選んでがっかりされたこともあった。

アマチュアに大事な『ひたむきさ』だとか『チャレンジ』だとか、
そういうものが足り無かったのは結局、『玄人受け』を意識していたから。

芝居をやるようになって、決して上手くない芝居も
一生懸命やることで、見ている人に伝わるんだと知った。
音楽も、まず自分達が楽しんで無くちゃ、伝わらない。
相方とそんな話をして、別れたのでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする