また再発しそうです。
会社の人事って、「ひとごと」って読むんだっけ?
組織や集団をまとめる役割を引き受ける時、
僕はいつも引き際の事を考えてきた。
たとえば今の僕は、電気設計部署の責任者。
所謂、後釜も考えてはいる。
去年、一昨年の10月に、僕の会社で言う『役職定年』と呼ばれる、
役職から退く時があったんだけれど、特別処置で延長された。
で、去年の延長時に『自分が降りるなら4月にしてくれ』
と頼んだのだが、その時の答えが『後釜が育っていない』だった。
で、今春にまた僕がそのまま引き継ぐことになった。
それじゃぁ、来春までに・・・
そう思って下期から、引き継ぎ業務をしながらと考えていた。
ところが今日、いきなり上司に呼ばれ『こう決まりました』
って、常務会で『役職定年解除』の通知と、10月に交代と告げられた。
交代するのは良いのだけれど、タイミングとかあるだろう・・・
そう思った途端に、以前にもこんなことがあったのを思い出した。
考えてみれば、これで3回目。
最初は僕が任されたチームを一年で降ろされた。
理由は『顧客の要望』
発足前の半年かけて、計画を練って、立ち上げた組織も
簡単な理由で降ろされた。
それも2週間前に、突然の通達だった。
そしてあろうことに、ど素人の後釜の下で働く羽目に・・・
いままで指揮していた人間は、命令系統が判らなくなって
挙句の果てには『あなたは上司ではありません』と
造反されて・・・
それを僕の元上司が操っていたのを知って、部署を飛び出た。
以前から僕の主義は一貫している。
責任者は監督。監督を降りたら、そのチームに居ては駄目なんだって。
そうじゃないと後任者は、僕に案慮して運営する事になる。
自分のやり方でガラリと組織運営を変えても良いのに
僕が居ることで、それがやりにくくなる。
実際に、前の部署では部下が混乱し、挙句の果てには造反し、
組織内の空気がおかしくなって、求心力を失った。
人事って言うのは、そういう事も含めて人の任命や
退任後の人員配置までを考えるのが仕事だって思ってた。
でも、会社の人事は「ひとごと」だし、『他人事』みたい。
今回も全く同じだね。
会社の人事だから、仕方がないんだろうけど、
だからと言って、礼儀とかはあるだろうとずっと前から思ってた。
これって、企業風土なんだろうなぁ・・・
てな訳で、またやる気が急激に低下しました。
また悪い病気が再発したのは間違いないです。
しかし、良かったよ・・・定年まであと3年。
実質2年ちょっと、適当に過ごして我慢すれば良いから・・・